- 特集 どの子も大満足!算数授業ザ・ベスト24
- 〈巻頭特集論文〉知的・熱中・シンプルな3つの授業
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- 平均90点を軽く突破した単元のポイント
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- ノートに書く楽しさを実感させる3つの実践
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- すぐれた1問が子どもたちを熱中させる〜問題解決学習と向山型算数との決定的な違いはここだ〜
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- 教科書を活用し,再現していく授業が子どもの力になる
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- 「あ!わかった!」感動の瞬間 3場面
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- 低学年担任が多い私の,算数授業ザ・ベスト3!〜低学年では、感覚教育(モンテッソーリ提唱)を!そして、発問・指示の工夫、基本型の工夫で、授業はグンと楽しく、わかりやすくなる!〜
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- 2年生は何と言ってもTOSSかけ算九九尺の授業がベスト1
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- ミニ特集 あたふたしない成績処理の裏ワザ
- 所見もテストも「その場主義」で処理しよう
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- 手がかりをキャッチし,ストレスなく記録する方法を見つけよう
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- 子どもたちが書いたことを使う
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- その場で評定,その場でデータ化
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- 観点を絞ってその場主義が評価の絶対!
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- 向山型指導法で授業の進度を上げ,計画的に仕事をする
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- 表紙のイラスト (第24回)
- 問題:赤色の部分の面積を求めなさい。
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- グラビア
- 説明する算数授業の手順と方法の具体的指導がわかる!!
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- 〜向山型算数セミナーIN福岡 2012.11.3〜
- 子どもレポーター“わが教室の授業風景” (第24回)
- かちゃかちゃ弾いて楽しいよ!
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- 新卒フレッシュ先生にプロが解説!学習指導案「基本用語」事典 (第24回)
- キーワード「追試のできる指導案」
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- 巻頭論文 算数授業へのこだわり
- 教師の志は国境を越えて
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- 教科書3割増に対応する学年別教科書の教え方 (第12回)
- 1年「ずをつかってかんがえよう」
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- 1年「ずをつかってかんがえよう」
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- 2年「たし算とひき算(図をつかって考えよう)」
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- 2年「はこの形」
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- 3年「重さ」
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- 3年「そろばん」
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- 4年「直方体と立方体(面や辺の垂直・平行)」
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- 4年「直方体と立方体(位置の表し方)」
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- 5年「分数のかけ算とわり算」
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- 5年「角柱と円柱」
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- 6年「算数卒業旅行」
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- 6年「算数卒業旅行」
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- 最前線で奮闘する教師の実践 (第12回)
- ワークテストの点数と誤答の分析で、自分の授業の課題を知ることができる!
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- 〜子どもの事実と向き合う〜
- 1年間を見通して各単元の「基本型」を教える
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- 〜割合の単元で効力を発揮する「面積図」〜
- 型を教えて、理解させる
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- 〜5年「時間と分数」の実践〜
- 「論文審査」を突破した教師たちの“しなやか”な授業づくり (第24回)
- 毎月の研究会で模擬授業に挑戦!!
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- 〜3人寄れば文殊の知恵、思いつかなかった代案が生まれる〜
- 向山型算数に挑戦/論文審査 (第160回)
- 芸道と同じような「型」を身につける。「型」の修得には10年はかかる
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- 向山型算数実力急増講座 (第162回)
- フレッシュ先生のための“はじめて”事典
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- 向山型算数WEBサロン (第156回)
- 「図形の面積」の中にある比例関係の授業には工夫が必要
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- 甲本・河田発 やんちゃ君も巻き込み,知的に燃える算数教室 (第48回)
- 算数の文法を画一しよう 説明する力をこうしてつける
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- 難単元はこれまでの学習の複合体である 1つ1つ基本スキルに分解して解かせれば必ずできる
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- 中・高・塾教師の告発状!学力不足がもたらす悲惨な実態 (第12回)
- 高校をやめてはいけない。やめさせてはいけない
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- 数学スキルが荒れた子どもたちを真剣にさせた
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- 発達障害への林ドクター教育コーチ!気になる「あの親」への対応Q&A (第48回)
- 先(将来)のことよりも,今できる支援をする
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- <子どもを巻き込む算数の福袋>算数ペーパーチャレラン (第36回)
- 低学年/「○・△・□チャレラン」
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- 中学年/「中心・半径・直径チャレラン」
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- 高学年/「分数のかけ算チャレラン」
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- あなたもプロ先生になれる!教師渡世・サバイバルの知恵 (第36回)
- <今月のテーマ>別れの前にぜひやってみたい最後の授業
- 向山洋一氏が「生涯最高の授業になると思った」という「東日本大震災の授業」
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- 自分の成長を喜び,親に感謝しよう
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- 学習クイズ的な問題で,大興奮!
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- 3月,別れの漢字クイズ授業
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- 卒業単元はこれまでの指導の蓄積
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- 親守詩で感謝の気持ちを伝える
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- 「語り」で描写!あの子ができたドラマ100人物語 (第48回)
- かけ算嫌い!と豪語していたA君が,向山型算数で「おれ,算数得意!」と言うようになった
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- すきま時間に子ども熱中!すぐに使える“わくわく問題” (第24回)
- 楽しみながら計算力を上げる問題
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- 向山型算数セミナー
- セミナーの早期手続きと特典
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- 腹の底からの実感!向山型算数を知る前と後
- 黒板システムであの落ち着きのないA君も発表
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- 向山型算数で子どもたちが算数好きに
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- あこがれを胸に学び続ける
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- 12月号
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- TOSS最新情報
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- 誌名を変えてパワーアップ!
- 編集後記
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- 1日1問「子ども算数検定」 (第12回)
- 3月
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- 向山型算数に挑戦/指定教材 (第162回)
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<巻頭論文>算数授業へのこだわり 教師の志は国境を越えて
/向山 洋一
韓国の韓(ハン)先生は,元校長先生であり,全国的なオープンスクール研究会の会長さんだった。
教育研究,教育実践において,韓国を代表する先生である。
20年も昔から,韓国の先生方を数十名を単位として,日本の学校訪問をされている。
時として,年に何回ものことがある。
韓先生は,多くの先生方から尊敬されている。特に若い先生方をひきつけている。
日本の訪問は,ほとんどすべて,TOSSの先生の教室である。韓先生は,日本語がペラペラであり,同時通訳ができる。
その韓先生から,山口県の河田先生に国際電話があった。河田先生の報告は次の通りだ。
韓先生の情熱河田孝文
昨夜8時,韓先生から国際電話をいただいた。
「先生にご指導いただきたいのです」
とのこと。
ご指導いただきたいのは河田のほうなのだが,「ありがとうございます」とお礼を述べた。
韓先生は,時々,電話で質問をされる。
いつも内容は1つ。
昨夜は,向山型算数について。
韓先生
向山型算数は,「できる」ことを最優先にしています。
子どもたちに「なぜそのような解き方になるのか」というのをじっくり教えるということについては,書かれていません。
私は,向山先生が「すべての子どもを例外なく」という思想に裏付けられているのだと思うのですが,いかがでしょう。
「全くその通りです」
とお答えした。
韓先生は,韓国の数学教育事情について話された。
「韓国は,できる子中心の授業形態です。
なぜそうなるのかを,できる子だけに説明させておわりです。
だから,塾へ行っている子だけが参加しています。
裕福ではない家庭の子は,できないままで放置されています」
「日本の算数教育もそのような傾向できました」と返した。
「もっとも,現在,日本は学力向上が最優先です。そのためには,向山型算数が絶対必要なのだという流れができ始めました」とつけ加えた。韓国にも問題解決学習の影響が色濃いようだ。
学び合いも入りはじめたらしい。
韓国で佐藤学氏が公演すると1000名集まるらしい。韓先生は,この状態を変えたいとおっしゃっていた。
そのために向山型算数が必要なのだとも。韓国にTOSSを創りたいのだと。
それにしても,韓先生はすごい。
現場を離れてから20年近くになるのに,ず
っと現場を支えている。今日は,若い教師数十名によるサークルを夕方から開くのだそうだ。
「全ての子どもができるようになる算数教育について話したいのです。向山先生の思想を確認する」ための電話だったのだそうだ。
「自信をもって若い教師に話せます」とのこと。
韓先生が最後におっしゃった。
「日本の教育界は幸せです。向山先生がおられるのですから。韓国には,向山先生がおられない。それが,残念でなりません。若い教師の中から登場するよう,私が育てます」
(向山) 教師の道の本道を歩んでいれば,国が違っていても心の底から通じ合えるのだと思う。韓先生と出会って20年余。今年も来週に,TOSSの先生が3人いる鷹番小で,そしていこい寿司で,韓先生に会える。
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