国語教育 2011年11月号
板書の改善で熱中授業を創る

B742

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国語教育 2011年11月号板書の改善で熱中授業を創る

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ジャンル:
国語
刊行:
2011年10月6日
対象:
小・中
仕様:
A5判 136頁
状態:
絶版
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目次

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特集 板書の改善で熱中授業を創る
提言・熱中授業へ導く板書の改善
板書力と思考力・判断力・表現力等の育成
小森 茂
熱中授業を「起承転結」型の板書で創る
吉永 幸司
授業構造が見え思考を促す板書
岩下 修
言語活動を上達させる「学習用語」を板書する
柳谷 直明
板書の工夫で、表現・思考・交流を活発に
中嶋 郁雄
熱中授業へ導く板書の改善―低学年
子ども達は言葉遊びの授業で【騒ぎ】を忘れた
岡 惠子
板書は、その学習に応じて工夫する
小野 隆行
注目・操作・予測ができる板書
松野 孝雄
「思考を支える場」としての板書
白坂 洋一
熱中授業へ導く板書の改善―中学年
児童の思いが位置付き、イメージが広がる板書
長ア 育恵
想像豊かに物語を読む板書の工夫
清水 由美
子どもが活躍する板書で熱中させる
□□□□□
「板書は教師」の固定概念を打破する
新川 莊六
熱中授業へ導く板書の改善―高学年
要約指導は、子どもたちの板書と個別評定で進める
平松 孝治郎
参加型板書で熱中授業へ導く
角銅 隆
板書で集団の「思考」を深める
左近 妙子
学びのしかけを教師が愉しみ、未完成な表現を子どもが完成させて思考を深める板書法の工夫
池田 直人
熱中授業へ導く板書の改善―中学校
参加型板書で熱中授業へ導く
大木 真智子
分散型黒板の活用―一斉授業からプロジェクト型学習へ―
鈴木 一史
論理的な言語力と意欲を支える
兵藤 伸彦
参加型の板書で、文法の授業を変える
刀祢 敬則
生徒がたくさん書く、生徒がたくさん話せる板書
山田 高広
これまでの板書研究―成果と問題点
学習者の思考を刺激し整理し深化を促す板書の工夫改善
大内 善一
構造化された板書から局面限定の板書へ転換が求められている 板書研究に特別支援教育の視点の導入を!
椿原 正和
「伝え合う力」を育てる教室づくり (第104回)
小宮 由里子
「読書に親しむ」授業づくり (第104回)
教室レイアウト、授業デザインの変更を
石川 晋
書評
『新国語科の具体化 なぜ「言語活動の充実」なのか』(小森 茂著)
佐藤 洋一
『有田式 教壇研修の方法』(有田和正著)
河田 孝文
国語教育人物誌 (第247回)
大阪府
松山 雅子
兵庫県
堀江 祐爾
奈良県
植西 浩一
京都府
植山 俊宏
国語教育時評
「後向き」の学力観で、「未来に向かう学力」を測れるのか
渋谷 孝
表現力の開発 (第8回)
論理的な記述力をどう開発するか(2)
花田 修一
言語活動例の開発 (第8回)
平成22年度「小学校国語B[3]」
小森 茂
〜どのように思考力・判断力・表現力を育成するのか〜
これからの「論理」の話をしよう―今を幸せに生きるために― (第8回)
頭でわかる、心でわかる
難波 博孝
論理的思考力&表現力の評価 (第8回)
小論文の指導・評価の実際(2)
市毛 勝雄
〜キーワードを使った文を書く〜
続「伝統と文化」の授業での扱い方 (第8回)
これからを生き抜く子どもたちと伝統・文化の指導
水戸部 修治
編集後記

編集後記

○…本年度から全面実施されている学習指導要領では「……生きる力をはぐくむことを目指し、基礎的・基本的な知識及び技能を習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等をはぐくむとともに、主体的に学習に取り組む態度を養うため、言語活動を充実する」と、すべての学習活動において、言語活動を重視し、充実させることが強調されています。

○…さらに「言語活動の充実」について、小森茂氏は、新国語科で何がどのように変わるのかについて次のように解説されています。「各教科等における言語活動の充実に寄与するだけでなく、言語の教育としての立場から国語科は言語活動の充実≠ノ責任をもつということである。具体的には算数・数学、理科、社会等の他教科学習でも役立つ(機能する)言語能力を育成することであり、それは日本語という我が国の言葉、つまり国語で、@思考表現する能力、A伝え合う能力、B感性や情緒をはぐくむ等を育成することである」。

○…「板書を見れば授業の良し悪しがわかる」と言われています。今回の特集では板書を取り上げ、板書の改善を新しい学習指導要領に即して考え直してみたいと思いました。特に「板書の効果的な見せ方」を軸に、検討していただきたいと願っています。黒板を使用した授業は教育効果が高いと言われていますが、特に「問題を学級全員のものにする機能」から考えますと、言葉による発問だけでは、すぐに消えてしまい、学級全員に発問が伝わらないことが多いと言われているからです。

○…本号では「板書の改善」を中心に積極的な問題提起をお願いしたいと特集を組みました。

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