- 特集 “新・地域教材”挿入の年間計画・単元づくり
- “3・11”で見直す地域教材化の視点・論点
- 地域の教材化に「郷土」の視点を
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- 地域の形成者としての視点から
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- 「社会科は死んだ」と言わせないために
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- 地域の災害観(天罰論・仕返し論・周期論)を見直す
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- 地域の絆を新聞記事で
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- 災害の国が育てた、世界最高峰の土木建築技術
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- 年間計画・単元構成に役立つ地域教材発掘のヒント
- 人物を手がかりにした地域教材の発掘
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- 比較して課題を見つける
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- 教科書教材を準地域教材化するヒント
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- 年間計画・単元構成に新・地域教材をどう入れるか
- 年間計画・単元構成に“地域の建造物”挿入のヒント
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- 年間計画・単元構成に“地域の年中行事”挿入のヒント
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- 年間計画・単元構成に“地場産業”挿入のヒント
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- 年間計画・単元構成に“地域の資源保護”挿入のヒント
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- 年間計画・単元構成に挿入する新教材の選択=私の視点
- 年間計画・単元構成に挿入する“自然災害”
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- 年間計画・単元構成に挿入する“縄文”
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- 年間計画・単元構成に挿入する“国宝”
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- 年間計画・単元構成に挿入する“重文”
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- 年間計画・単元構成に挿入する“世界遺産”
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- 新教材にハイライト!年間計画・単元構成の配慮点
- 都道府県学習=年間計画・単元構成の配慮点
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- 大陸・海洋学習=年間計画・単元構成の配慮点
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- 主な国の名称学習=年間計画・単元構成の配慮点
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- わが国の位置・領土学習=年間計画・単元構成の配慮点
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- 情報化社会の学習=年間計画・単元構成の配慮点
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- 中学・新指導要領の強調点を年間計画・単元構成に生かすヒント
- 世界史と絡めた近現代史=年間計画・単元構成に生かすヒント
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- 日本地誌の充実①=年間計画・単元構成に生かすヒント
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- 日本地誌の充実②=年間計画・単元構成に生かすヒント
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- “思考・表現の一体化”を図る年間計画・単元構成のヒント~「学習内容の構造図」作成を通して~
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- “知識概念・技能の習得活用”を図る年間計画・単元構成のヒント
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- “言語力の育成”を図る年間計画・単元構成のヒント
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- 3年:新・地域教材を入れた年間計画・単元構成のヒント
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- 4年:新・地域教材を入れた年間計画・単元構成のヒント
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- 5年:新・地域教材を入れた年間計画・単元構成のヒント
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- 6年:新・地域教材を入れた年間計画・単元構成のヒント
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- 中学地理:新・地域教材を入れた年間計画・単元構成のヒント
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- 中学歴史:新・地域教材を入れた年間計画・単元構成のヒント
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- 中学公民:新・地域教材を入れた年間計画・単元構成のヒント
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- 小特集 感動場面のあるアンコール教材・ベスト3
- 比較的手軽で安定感のあるもの3つ
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- 目と手、心で感じる郷土 「地域教材を活かす!」
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- 都道府県名を楽しく覚える教材
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- 特別支援の視点を持った教材、誰にでも優しい教材が、教室の全ての子どもたちを熱中させる
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- 子どもの心が動いた教材ベスト3
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- なぜ?追究の先に感動がある
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- 自分事になると、考えたくなる 書きたくなる
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- 優れた教材と優れた指導法のシンクロにより感動が生まれる
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- 今月のヒト・モノ・コト=まるごと学習ルーレット (第11回)
- 「朝の会」を知的にする歴史人物トーク
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- ~「朝の会」を知的にする歴史人物トーク~
- 解説
- 私の写真館―教材化出来るアングル・発見点のフォーカス術 (第11回)
- 単元の導入時で提示し、追究の意欲を高める
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- 明治維新を支えた“日本の産業革命事情” (第5回)
- 国産の「鉄製部材」・「セメント」・「ガラス」の製造のあけぼの その5
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- ~セメントや耐火れんがの製造 工部省深川工作分局(2)~
- “この写真”どう読解させるか (第11回)
- 副読本「あたらしい岐阜県のくらし」の一押しから
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- ~低地のくらしの学習課題を写真と資料からつくる~
- 教科書に登場する“日本語”の深読み (第11回)
- 国際連合
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- ~限界・矛盾がある国連~
- 授業研修の場を制する“決めの一言” (第5回)
- 事実と修辞
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- “地歴融合”社会科のこれからを考える (第11回)
- 日本学術会議による地歴融合の議論
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- 授業者からみた社会科論争史“白熱の、あの頃・あの時”を検証する (第11回)
- PISAの低迷は低学年社会科の廃止と関係あるのか
- 往信
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- 返信
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- 大学の社会科教育研究よ、どこへ行く~研究者の暴走と現場の不満の間を埋める提案に向けて~ (第11回)
- 現場の社会科研究とは?(4)
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- 小学校 すぐ使える手づくりプリントページ 思考・判断=表現力をつけるワーク (第11回)
- レシートの工夫をさぐる 3年生、5年生
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- 中学校 すぐ使える手づくりプリントページ 思考・判断=表現力をつけるワーク (第11回)
- 時事問題への関心を高め、現代日本の課題を考えるワーク―TPP参加問題を通して
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- “新教材”の教材研究&教材解釈―薀蓄を傾けられる情報データ (第5回)
- 猿が人間になるについての「芸術」の役割
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- ~ジョルジュ・バタイユ『ラスコーの壁画』について~
- 教科書見開きページ活用:制作現場がねらった授業言語力 (第5回)
- 小学6年・政治単元「学習のまとめ」の資料―どう活用するか
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- ~時事を読み解く練習をする~
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第167回)
- 岩手県の巻
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- 編集後記
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- 社会科は楽しい!“国境ビンゴ”面白活用術 (第11回)
- 楽しみながら、日本の位置と領土について考えよう!
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編集後記
○…来年度は中学校も新教科書に切り替わり、いよいよ新指導要領の全面実施の時期を迎えることになります。
すでに今年度から、切り替わっている小学校現場の実態からは、〈1に習得、2に習得…という具合で、もう詰め込みに必死〉という声があちこちから聞こえるようになってきました。
実は、小社刊、新指導要領の解説本の中で、文部省の教科調査官を経験された、北俊夫先生が、こういう懸念を示されていました。
―中教審で、「広い視野から地域社会や我が国の国土に対する理解を一層深め、日本人としての自覚をもって国際社会で主体的に生きていく」ことが出来るようにすることを求めている。これを受けて、「地図帳や地球儀の活用」とともに、都道府県の名称と位置や、世界の主な大陸と海洋、主な国の名称と位置、我が国の位置と領土を取り上げる―と明示された。これらは、調べる対象として示されているが、実際の授業では、作業的な活動などを通して、子どもたちに覚えさせる事項として受け止められるだろう―と。
まさに、予想的中なわけですが、逆に、だからもっと地域の課題を教材化する必要があるという声が、3・11の災害を受け、一層高まってきたといえるようです。
本号は、そんな声にどういう年間計画と単元構成をすることによって、応えていけるのか、多様な角度からアプローチしていただきました。
〈樋口 雅子〉
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- 明治図書