学習ワーク 2005年6月号
基礎学力の充実をはかる6月のワーク

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学習ワーク 2005年6月号基礎学力の充実をはかる6月のワーク

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2005年5月6日
対象:
小学校
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 基礎学力の充実をはかる6月のワーク
巻頭論文
ワーク活用のねらいは何か
有田 和正
「読み・書き」の基礎学力の充実をはかる6月のワーク
1年/「くっつき」の言葉名人になろう
森田 新一
2年/漢字パズルにチャレンジしよう
福村 貴博
3年/「書くネタ」を見つける目を育てよう―1枚の絵を使って―
佐藤 幸規
4年/「守・破・離」上達の3ステップ!
賀本 俊教
5年/書く機会を増やして書くことに慣れさせよう
山中 伸之
6年/四字熟語に慣れよう
羽原 敬一
「数と計算」の基礎学力の充実をはかる6月のワーク
1年/はじめての立式ワーク
村上 浩一
2年/繰り返しの中にも,ちょっとしたハードルを…
吉見 祐悦
3年/くり上がりのあるかけ算のひっ算をマスターしよう
山口 義明
4年/かくれている数字を発見しよう!
橋 司
5年/小数でも「できる!」と自信を持たせる
森田 允亮
6年/異分母分数の加法・減法の計算力を向上させよう
濱田 淳一
「農業や歴史」の基礎学力の充実をはかる6月のワーク
5年/「今日的な課題」と向き合い,基礎学力の充実を図る
野口 政吾
6年/室町時代は日本風文化と今のくらしとのつながりから
岩田 敦
「生物とその環境」の基礎学力の充実をはかる6月のワーク
5年/魚? 人? 初めての課題選択学習を主体的に
中西 善雄
6年/地球の環境に目を向けてみよう
角浜 好美
中学校・6月の基礎学力の充実をはかるワーク
歴史/歴史の授業で地図の読み取り能力を付けよう!
鈴木 和夫
地理/見通しを持たせ,意欲的に調べ学習を行わせるために
天野 健史
子どもがサプライズを感じる「物・資料」
阿部 隆幸
有田編集長のメッセージ
有田 和正
面白い本みつけた
『みみずく学級』―1年生の成長記録―(有田和正著)
原 健一
〜本に出会うこと〜
『ユーモア詩がクラスを変えた』(増田修治編著)
岩永 宏記
〜笑いを磨き、クラスをつくる〜
私の教材発掘 読者とのツーウエイ
理科/豆電球と磁石のひみつ
小立 記正有田 和正
社会科/富山湾は知っている
三原 茂有田 和正
日本国憲法の授業化の工夫 (第15回)
日本国憲法を“平和憲法”と呼ぶことのためらい
西尾 一
〜第2章「戦争放棄」の教材研究@〜
教材・授業開発研究所・空知支部による教材開発 (第3回)
プラスチックの課題と未来
大沼 靖治
「○○」を算数する (第3回)
「新幹線が海をもぐる?」を算数する
福山 憲市
自然観察のさせ方基礎・基本 (第3回)
焦点化し,拡大して見る
菅井 啓之神先 雅巳
琉球の風《総合・修学旅行の手引き》 (第18回)
みんなの宝 世界遺産U
慶田盛 元
教材・授業開発研究所情報
有田 和正
硬派・道徳教育の実践 (第3回)
「恒」と「硬」,「秩序」と「伝統」の尊重,重視
野口 芳宏
〜「硬派の道徳」のコンセプト(そのA)〜
授業の腕をあげる教材開発 (第3回)
大阪の街の特徴を調べる(3)
有田 和正
〜筋と通りと環状線から特長に迫る〜
編集後記
有田 和正
教科・総合の目に見える教材開発 (第3回)
電気をつくる体験ができるエネルギーの学習
川口 達実

有田編集長のメッセージ

教材・授業開発研究所編集


 あいかわらず毎日の新聞は,基礎学力の低下問題を報道しています。

 平成17年1月29日の新聞は,「漢字力の低下」を実に具体的に報道して,現場教師に圧力をかけているようにみえます。

 文部科学省も,総合的学習を見直すといったかと思うと,授業時数全体を見直し,学習指導要領を全体的に見直すともいったりして,「一寸先はヤミ」といった感じがします。国家百年の計どころではなく,一寸先が見通せないような感じです。

 わたしどもは,文部科学省のことばにふり回されることなく,目の前の子どもをしっかり見つめ,何が足りないのか,どんなことを鍛えるべきかをしっかり考えるべきだと思います。


 学習指導要領のために子どもがいるのではなく,子どもを育てるために,学習指導要領がある。


ということを忘れてはなりません。

 新聞報道に一喜一憂するのではなく,子どもをこそ,しっかり見つめて指導にあたるべきだと思います。


 時期は6月,本格的に学習が進められているときです。ここで,基礎学力を充実させなければなりません。このあたりで力がついてくると,この後,ぐっと伸びるのです。

 そういう意味で,6月はまさに「基礎学力を充実させるとき」です。

 基礎4教科に焦点をあてて,基礎学力を充実させるワークを作成し,提示したいと考え,本特集を組みました。

 執筆者は,『確かな学力を育てるワーク』を作成した方々です。実力のある方々が,本にしたものとは違った角度から,新しいワークづくりに挑戦してくれました。

 次号あたりから,新しい方にも執筆をお願いしようと考えています。4〜6月号をよく読んで勉強をしておいてください。子どもに提示して,試してみておいてください。充実したワークを使って,力がつくかどうか試してみてください。

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