- 特集 基礎学力の充実をはかる6月のワーク
- 巻頭論文
- ワーク活用のねらいは何か
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- 「読み・書き」の基礎学力の充実をはかる6月のワーク
- 1年/「くっつき」の言葉名人になろう
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- 2年/漢字パズルにチャレンジしよう
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- 3年/「書くネタ」を見つける目を育てよう―1枚の絵を使って―
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- 4年/「守・破・離」上達の3ステップ!
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- 5年/書く機会を増やして書くことに慣れさせよう
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- 6年/四字熟語に慣れよう
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- 「数と計算」の基礎学力の充実をはかる6月のワーク
- 1年/はじめての立式ワーク
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- 2年/繰り返しの中にも,ちょっとしたハードルを…
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- 3年/くり上がりのあるかけ算のひっ算をマスターしよう
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- 4年/かくれている数字を発見しよう!
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- 5年/小数でも「できる!」と自信を持たせる
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- 6年/異分母分数の加法・減法の計算力を向上させよう
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- 「農業や歴史」の基礎学力の充実をはかる6月のワーク
- 5年/「今日的な課題」と向き合い,基礎学力の充実を図る
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- 6年/室町時代は日本風文化と今のくらしとのつながりから
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- 「生物とその環境」の基礎学力の充実をはかる6月のワーク
- 5年/魚? 人? 初めての課題選択学習を主体的に
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- 6年/地球の環境に目を向けてみよう
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- 中学校・6月の基礎学力の充実をはかるワーク
- 歴史/歴史の授業で地図の読み取り能力を付けよう!
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- 地理/見通しを持たせ,意欲的に調べ学習を行わせるために
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- 子どもがサプライズを感じる「物・資料」
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- 有田編集長のメッセージ
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- 面白い本みつけた
- 『みみずく学級』―1年生の成長記録―(有田和正著)
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- 〜本に出会うこと〜
- 『ユーモア詩がクラスを変えた』(増田修治編著)
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- 〜笑いを磨き、クラスをつくる〜
- 私の教材発掘 読者とのツーウエイ
- 理科/豆電球と磁石のひみつ
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- 社会科/富山湾は知っている
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- 日本国憲法の授業化の工夫 (第15回)
- 日本国憲法を“平和憲法”と呼ぶことのためらい
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- 〜第2章「戦争放棄」の教材研究@〜
- 教材・授業開発研究所・空知支部による教材開発 (第3回)
- プラスチックの課題と未来
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- 「○○」を算数する (第3回)
- 「新幹線が海をもぐる?」を算数する
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- 自然観察のさせ方基礎・基本 (第3回)
- 焦点化し,拡大して見る
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- 琉球の風《総合・修学旅行の手引き》 (第18回)
- みんなの宝 世界遺産U
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 硬派・道徳教育の実践 (第3回)
- 「恒」と「硬」,「秩序」と「伝統」の尊重,重視
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- 〜「硬派の道徳」のコンセプト(そのA)〜
- 授業の腕をあげる教材開発 (第3回)
- 大阪の街の特徴を調べる(3)
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- 〜筋と通りと環状線から特長に迫る〜
- 編集後記
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- 教科・総合の目に見える教材開発 (第3回)
- 電気をつくる体験ができるエネルギーの学習
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有田編集長のメッセージ
教材・授業開発研究所編集
あいかわらず毎日の新聞は,基礎学力の低下問題を報道しています。
平成17年1月29日の新聞は,「漢字力の低下」を実に具体的に報道して,現場教師に圧力をかけているようにみえます。
文部科学省も,総合的学習を見直すといったかと思うと,授業時数全体を見直し,学習指導要領を全体的に見直すともいったりして,「一寸先はヤミ」といった感じがします。国家百年の計どころではなく,一寸先が見通せないような感じです。
わたしどもは,文部科学省のことばにふり回されることなく,目の前の子どもをしっかり見つめ,何が足りないのか,どんなことを鍛えるべきかをしっかり考えるべきだと思います。
学習指導要領のために子どもがいるのではなく,子どもを育てるために,学習指導要領がある。
ということを忘れてはなりません。
新聞報道に一喜一憂するのではなく,子どもをこそ,しっかり見つめて指導にあたるべきだと思います。
時期は6月,本格的に学習が進められているときです。ここで,基礎学力を充実させなければなりません。このあたりで力がついてくると,この後,ぐっと伸びるのです。
そういう意味で,6月はまさに「基礎学力を充実させるとき」です。
基礎4教科に焦点をあてて,基礎学力を充実させるワークを作成し,提示したいと考え,本特集を組みました。
執筆者は,『確かな学力を育てるワーク』を作成した方々です。実力のある方々が,本にしたものとは違った角度から,新しいワークづくりに挑戦してくれました。
次号あたりから,新しい方にも執筆をお願いしようと考えています。4〜6月号をよく読んで勉強をしておいてください。子どもに提示して,試してみておいてください。充実したワークを使って,力がつくかどうか試してみてください。
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- 明治図書