- 特集 子どもの学習意欲を引き出す9月の面白ワーク
- 巻頭論文
- 「面白ワーク」を中心に多様な方法で意欲を引き出す
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- 学習意欲を引き出す9月の国語面白ワーク
- 1年/なつやすみ○×クイズ!
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- 2年/話し方・聞き方のにこちゃんがんばりカード
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- 3年/順序を考えてスピーチ大会!
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- 4年/深まりのあるインタビューをしよう
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- 5年/学習技能をもう一度チェックするワーク
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- 6年/この漢字,読めるかな?
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- 学習意欲を引き出す9月の算数面白ワーク
- 1年/お兄ちゃんは何歳? ケーキのろうそくの数を数えてみよう!
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- 2年/さあ,君はだいじょうぶかな?
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- 3年/かくれているのは,だぁれ?
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- 4年/100までの数表で余りのある割り算にチャレンジ
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- 5年/偶数と奇数をゲームでマスターしよう
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- 6年/「ならして,ならして」(平均ワーク)同じ大きさにしてみよう
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- 学習意欲を引き出す9月の社会面白ワーク
- 5年/地図を使いこなす子どもを育てるワーク
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- 6年/子どもの目を釘付けにする資料で「?」を
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- 学習意欲を引き出す9月の理科面白ワーク
- 5年/天気の変化を楽しんで学習するワーク
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- 6年/楽しい実験中心の問題で,観点別の力を確かめよう!
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- 中学生の学習意欲を引き出す9月の面白ワーク
- 国語/言い換えよう
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- 社会・公民/「憲法」の学習はこのワークで
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- 子どもがサプライズを感じる「物・資料」
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- 有田編集長のメッセージ
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- 面白い本みつけた
- 『「日本人の名著」を読む』(岬竜太郎著)
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- 〜日本人の生き方をつかみ,日本の伝統精神を学ぶための一冊〜
- 『かたちのなかの源氏物語』(林恭子著)
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- 〜日本文化の豊かさを味わう〜
- 私の教材発掘 読者とのツーウエイ
- 社会科/地域のチンゲンサイ農家の営みで,日本の食料生産の意欲的な追求を
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- 総合的な学習の時間/やってみよう地球の仲間!エネルギーゲームに挑戦!
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- 日本国憲法の授業化の工夫 (第18回)
- 薄っぺらな学習で,待ち受ける憲法論議に耐えられるか
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- 〜「憲法改正」についての教材研究〜
- 教材・授業開発研究所・空知支部による教材開発 (第6回)
- 地球上の環境問題を広い視点で授業する
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- 〜スペースデブリの問題〜
- 「○○」を算数する (第6回)
- 「大工さんの道具」を算数する
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- 自然観察のさせ方基礎・基本 (第6回)
- 継続観察で見えてくるもの
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- 琉球の風《総合・修学旅行の手引き》 (第21回)
- 沖縄戦の爪あと 旧海軍司令部壕
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 硬派・道徳教育の実践 (第6回)
- 「孝」の教育・授業の仕方
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- 〜「恩」の教育,「恩」の指導(そのB)〜
- 授業の腕をあげる教材開発 (第6回)
- 大阪の街の特徴を調べる(6)
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- 〜橋と街路樹から特徴に迫る〜
- 編集後記
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- 教科・総合の目に見える教材開発 (第6回)
- 北海道の農作物 生産量日本一から見えてくるもの
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有田編集長のメッセージ
教材・授業開発研究所編集
夏休み前までに軌道に乗っていた子どもたちも,長い夏休みで元にもどってしまっていることが多いものです。特に,低学年にこの傾向が多いようです。しかし,高学年だって,結構学習姿勢がこわれていることが多いのです。
もっとも,休み中は,学校ではできない貴重な体験をしていることもあるでしょう。それで「たくましさ」を感じることもあります。
大きな傾向としては,「学習意欲が衰えている」のは確かです。「はてな?帳」など,休み中の文には,見るべきものが少なかったのを思い出します。
「よし,9月からまたやり直しだ!」と自分にいい聞かせ,4月にうった手を再びとってみました。するとどうでしょう。わずかの期間に,7月の状態にもどるのです。これには驚きました。
こういう経験から,9月のはじめは,
4月にうった手と同じ方法をとってみる
ことが得策だと思います。
遊びぐせのついた子どもたちを,わずかの期間で「やる気満々」の子どもにするには,「面白ワーク」のようなものが効果的だと思います。
9月に学習する内容を,「学習ワーク」の形にまとめてみました。ワークのようなものを使った学習には,スンナリと入っていけます。そして,「もっとやりたい!」というようになります。
学習意欲のもと・根源は「知的好奇心」です。この知的好奇心をくすぐるワークを使うと効果があります。
知的好奇心を刺激し,学習意欲を引き出す「学習ワーク」,それも「面白く」まとめて提案しております。やってみると納得できるはずです。
9月のはじめに使うことが得策だと思います。わずかの期間に学習意欲を引き出し,7月の状態を超えるようになります。
(有田)
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- 明治図書