- 特集 絶対話せる!“基本のダイアローグ10”の授業案
- 必ず復習!2文ダイアローグを重ねて4文から8文へ/「言う」から「話す」へsmall stepで
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- “What's your name? I'm〜.”はこう授業する
- 新出の場合
- キャラクターを使ってダイアローグを教える
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- 4〜6文ダイアローグ
- 既習のダイアローグは,アクティビティーで何回も活用する!
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- “What's this? It's a〜.”はこう授業する
- 新出の場合
- 笑顔で,カードをめくる練習をするだけです
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- 4〜6文ダイアローグ
- ブラックボックスゲームで,具体的な状況設定を!
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- “How are you? I'm〜.”はこう授業する
- 新出の場合
- フラッシュカードとサイトをフル活用!スマートボードがなくてもLet's try!
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- 4〜6文ダイアローグ
- “How are you?”の後に続くダイアローグの復習を中心に授業を組み立てる。
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- “What color is it? It's〜.”はこう授業する
- 新出の場合
- 身近なものでできるから,思わず会話したくなる!
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- 4〜6文ダイアローグ
- シンプルなゲームで変化のあるくり返しを!
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- “How much is it? It's〜.”はこう授業する
- 新出の場合
- お店での状況設定でやりとりが楽しい!!
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- 4〜6文ダイアローグ
- 吹き出しを使いこなすと子どもがスラスラ6文を話す!
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- “Do you like〜? Yes,I do./No I don't.”はこう授業する
- 新出の場合
- 状況設定で会話の内容を推測させる
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- 4〜6文ダイアローグ
- Do you like〜?を使って7文のスキット
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- “Which do you like? I like〜.”はこう授業する
- 新出の場合
- TOSSランドの効果的な活用で,すっとダイアローグが身につく
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- 4〜6文ダイアローグ
- ダイアローグを発展させるための第一条件。それは,「きちんと手順を踏んで,基本のダイアローグを身につけさせること」
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- “Can you〜? Yes,I can/No I can't.”はこう授業する
- 新出の場合
- 一目で分かる場面づくりと「t」の発音を意識させること
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- 4〜6文ダイアローグ
- 野網型フリートークの基本形を追試する
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- “Where are you from? I'm from〜.”はこう授業する
- 新出の場合
- 状況設定に有名人を登場させて,子どもの心をつかもう
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- 4〜6文ダイアローグ
- ポイントを押さえれば,4文の会話もばっちり指導できる
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- “Where are you going? I'm going to〜.”はこう授業する
- 新出の場合
- パペットを使い,変化のある繰り返しで場面状況を把握させる
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- 4〜6文ダイアローグ
- 対話を増やす2つの方法を駆使せよ
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- ミニ特集 ALTが来ても話せない 文科省指定校のダメ例
- 訳しまくりに,復習しないでゲームだけ これでは話せるようにならない
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- いったい何の授業?
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- 研究成果というのは理想像を描くものではない。
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- これが英会話の授業? これでは,子どもが話せるようにならない
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- 「読ませ,書かせ,訳してやる」英語活動,これでいいのか?!
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- ALTに授業を任せてはいけない,担任が仕切る
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- 学校の意識,教師の意識,そしてALTの質によって授業は決まる。
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- 英会話のカリキュラムはなし,ALTに丸投げの英会話授業
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- TOSS英会話キーワード
- 4文〜6文ダイアローグ
- 編集前記
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- 巻頭論文
- 子どもの事実が語るTOSS英会話の「話せる」秘密
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- 〜雑音の中から英会話音を掬い取らせる3ヶ月の習熟後喜びが得られる英会話学習〜
- TOSS英会話で学校が変わる
- 教頭からの提言
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- 〜私は,6年生段階で,ホームステイしたときに困らない程度の英会話力をめざしたいと考えている。〜
- TOSSランドを活用した英会話授業 (第13回)
- クリックするだけで,だれでも楽しい英会話の授業ができる
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- TOSSランド 子どもランドで授業する
- 単語練習・ダイアローグの口頭練習に生かす!
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- TOSS英会話 初めの一歩トライメモ
- いつの間にか英語が話せる子にしたい
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- 難しいけれど楽しい英会話!!
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- 驚きの連続!日本全国英会話授業の最前線
- 英会話の授業を担うTOSS教師の群像
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- TOSSランド 一押しサイト (第13回)
- 教室中盛り上がる「ダイナマイトバクダンゲーム」
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- TOSSランド 一押し子どもランド (第13回)
- 子どもが話さざるを得ないコンテンツ
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- TOSS英会話を校内に広めた私の実践
- 夏休み前後に訪れた教師の変化
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- 〜教師の良心が教師自身を動かす〜
- これが,「話す」子どもをつくる授業だ
- 授業の中に“Free Conversation”を取り入れよう
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- 来たれ,超・ビギナー 英会話授業相談室
- 2学期こそ,初英会話授業に挑戦したい!そんなあなたの疑問にずばり答えます
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- 電脳活用授業サロン
- 教師にとっても,子どもにとっても分かりやすい英会話の授業!
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- TOSS英会話 教材・教具のユースウェア“道”
- 五色英語かるたは授業のどこで使うか?どのように活用するか?
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- これは税金の無駄遣い“聴けない話せない”英会話授業
- 口頭コミュニケーション能力を育成することをゴールとする。そこからぶれてはいけない。
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- この目で見た中国の小学生の英語力の実態
- TOSS型英会話指導法が,子ども達に力をつける
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- ADHDの子も巻き込んだ私の英会話授業
- 自信を持たせてやる気にさせる。そのために力強くほめる。
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- 『ダイアローグ77』CD−ROMを活用した英会話授業
- 『ダイアローグ77』CD−ROMを活用すればTOSS型3構成法の授業がすぐできる
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- 本誌へのご感想
- TOSSサマーセミナーアンケートより
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- 編集後記
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- TOSS英語最新情報
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編集前記
野網佐恵美
文科省から「5 ・6 年の英語必修化」が発信されました。
しかし,その内容は「言語習得」でなく「国際コミュニケーション」であると言います。全国の教育特区で英語を導入しているところは,「言語習得」を目指しているところが大半であるのにもかかわらず,です。
「英語活動」は,地域の温度差が大きすぎます。
次の2つに両極化しているのです。
@ 「英語活動」は「言語習得」として,担任や外部講師が授業をしているところ。
A 年に1〜2回ALTが来校し,打ち上げ花火的な国際交流をするところ。
果たして,どちらが将来の子どものために力をつけてあげられるのでしょうか。小学校にもまだ「英語必修化」など他人事のように思っている先生方がいます。
しかし,保護者は時代の流れに敏感です。少し意識の高い保護者は,すでにわが子を英会話塾に通わせています。
逆に,諸事情で,わが子を英会話塾に通わせることのできない家庭もあります。
結果,どうなるでしょうか。
1つのクラスの子どもたちの間にも大変な温度差ができます。
公立の小学校の使命として,これはどう考えるべきでしょうか。
すべての子どもたちに,英語を「話せる」ようになる教育の恩恵を与えるべきでしょう。教育の機会均等です。
また,地域によっては,十分な時数があっても,「話せる」ようにならず,ただの「英語遊び」をしているようなところも多いのです。
担任一人一人の奮起が望まれる時期が来たのです。
そこで,本号では,TOSS型英会話指導法での1年次〜2年次初めまでの授業案を提案します。
本当に「子どもが話せる」ようになる英会話授業を目指した案です。
TOSS型英会話指導法では,「ダイアローグを教える」が授業の根幹です。
よって,基本のダイアローグを10個厳選し,次の2通りの指導案を考えました。
@ 英会話授業ビギナー向け。1つのダイアローグの新出の授業案。
A 授業の中級者以上向け。既習ダイアローグを用いた,4〜6文ダイアローグの授業案(@と連続授業を組み,「言う」から「話す」へと狙う)
全国の英会話授業の先達の先生方の力作ぞろいです。
120%活用され,「英語を話す」子どもを育ていただくことを切望します。
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- 明治図書