- まえがき
- T 教師の「構え」編
- 1 教師の「心」〜子どものエネルギーをもらえる特権を生かす〜
- 1 子どもの話に真摯に耳を傾ける
- 2 良い先生は、子どもを……
- 3 子どもの熱意と教師の熱意は比例
- 4 「関西キャラ」のススメ!
- 5 子どもと毎日毎日遊ぶ
- 6 「審美眼」を持て
- 7 「自分ブランド」を確立せよ!
- 8 教師の「敏感さ」
- 9 教師の「良い鈍感さ」
- 10 ねあかな集団にするイベント
- 11 ねあか集団にするプチ℃w導
- 12 「スキマ時間」を有効活用せよ!
- 2 教師の持ち物 〜弘法も筆を選ぶ〜
- 1 「A4のノート」
- 2 「無地のノート」
- 3 「三色ボールペン」
- 4 「平ペン」
- 5 「メモ帳」
- 6 「手帳」
- 7 「ペンケース」
- 8 「ポメラ」
- 9 「デジタルカメラ」
- 10 「アイパッド」
- 11 「名刺」
- 12 「あなたの名刺」
- 13 行きつけの文房具屋
- ◆コラム マンガ版学級通信@A
- U 教師の「聞く・話す・書く」編
- 1 教師が「聞く」〜不親切も効用のうち〜
- 1 教師は聖徳太子であれ
- 2 待つ
- 3 親切に聞かない!?
- 4 何でもない話を大切にする
- 5 つい聞いてしまう♀ツ境づくり
- 2 教師が「話す」〜関西風〈ツッコミ〉処方箋〜
- 1 一日七時間!
- 2 「表情」はものを言う!
- 3 話し方
- 4 教師の持ちネタをつくる
- 5 《ツッコミ力》は大切
- 6 子どもを納得させる話し方
- 7 たきつける
- 8 教室外で「話す」
- 9 ワクワクするかどうか
- 10 惹きつけるスピーカー
- 11 わかりやすい話をする極意
- 12 話し方ケーススタディ
- 13 リズムを生み出す話し方
- 14 ユーモアを生み出す極意!
- 15 聞き手に緊張感を持たせる
- 16 アドリブ上手になる極意!
- 17 話し上手な人の話を聞く
- 18 聞き上手になる
- 19 (番外)プロ教師の叱り方
- 3 教師が「書く」〜丸秘はオフラインブログで〜
- 1 「気づきのカウンター」
- 2 自分磨き授業日誌(記録)
- 3 自分磨き学級通信
- 4 授業のテープ起こしをする
- 4 本気で「メモ魔」になる! 〜ご利益アルアル状態に〜
- 1 人生が変わるメモ
- 2 メモ120%活用術
- 3 行動メモ
- 4 森川メモ125冊の中身
- ◆コラム マンガ版学級通信BC
- V 教師の「学び」編
- 1 大人の勉強は「義務」ではなく「権利」
- 1 学びは「権利」
- 2 「学ぶこと」は「気づくこと」
- 3 フラグ≠立てて生きる
- 4 場数を踏むとは
- 5 「学び」=「遊び」
- 6 講師の先生にまとわりつく
- 7 学校と自宅以外に仕事場を持つ
- 2 授業をしながら学ぶ 〜フラグあり授業の利点〜
- 1 これだけは身につけさせよう
- 2 考える余地≠残すのが授業
- 3 フラグを立てて授業に臨む
- 4 うまくいった授業場面を話す
- 5 授業記録を書いておく
- 6 実践の追試をする
- 7 新しいアプローチを探す
- 3 楽しみながら授業をつくる 〜全ての道は授業づくり≠ノ通ず?!〜
- 1 とことん教材研究
- 2 「スキマ時間」のネタ開発
- 3 南中ソーランエピソード
- 4 趣味を授業に生かす
- 5 映画の「削除シーン」で学ぶ授業の組み立て方!
- 6 舞台鑑賞で「授業の間」「話の間」「演出」を学ぶ
- 7 本屋さんでアイデア量産
- 8 車の中でアイデア量産
- 9 散歩でアイデア量産
- 10 大学図書館で仕事をする
- 11 身の回りのものを教材にする
- 12 「熱中人」育成計画!
- 13 「コンビ勉強法」
- 14 授業づくりの旅?!
- 15 旅での人との出会い
- 4 研究授業の使い方=`自分の血と肉にする秘訣〜
- 1 「気づき」が一番の目的
- 2 研究授業をする時
- 3 研究授業を見る時
- 4 事後研究会を有意義に
- 5 研究会・研修会で学ぶ 〜元を取る参観者になろう〜
- 1 感化されやすいと…
- 2 元を取る!ためには
- 3 学びを筋肉にするには
- 4 研究会で発表する
- 5 質疑応答で鍛えられる
- 6 教師の使える%ヌ書法 〜本代はケチるな〜
- 1 言葉は読書量に比例する
- 2 ページの折り方を変える
- 3 相づち読書法
- 4 本起こし
- 5 本起こし2
- 6 教育書以外にも学ぶ
- 7 本屋にて
- 8 すすめられた本は無条件購入!
- 9 読書会を開く!
- ◆コラム マンガ版学級通信D/子どもの日記より
- ちょっと長い≠とがき
まえがき
「月曜日の朝が待ち遠しくなる」
そんな教師人生最高ですよね。
子どもたちと早く話したくてたまらなくなる休日。子どもたちの顔が浮かんでくる休日。
そんな教師人生を歩みたいと思っています。
教育は最高のエンターテインメントです。
毎日が興奮状態。毎日が楽しくてたまらない。
歩いていたらいつの間にかスキップしていた、そのような感覚でしょうか。
先生自身のこのような感覚は、子どもたちに伝染します。
この本は、教師として真剣に楽しく生きていきたいと思っている人に向けて書きました。
真剣に楽しく、というのがポイントです。
ねあか≠ノ生きる。
貪欲≠ノ生きる。
前向き≠ノ生きる。
ちょっと別の視点≠ナ生きる。
一度しかない人生を、教師として生きることを選びました。
だったらどこまでも楽しくいきたい。
どこまでも貪欲にいきたい。
どこまでも明るくいきたい。
子どもの前に立てる存在でありたい。
どうやって教師人生を楽しみながら中身の濃いものにしていくか、そのことを探究しているのが本書です。
様々な「教師の自分磨き」をまとめました。
これまでもたくさんの教師修行の本が出ています。私もそれらから学び続けています。この本はそれら先輩方の修行に学びながら、少し違った視点、角度で書きました。
筆者である私が今、試行錯誤しているところですが、「こうしたら楽しくなったよ、面白くなったよ」ということを書き出してみたものです。
教師自身の「聞く」「話す」「書く」や「授業をつくる」「読書法」など様々です。
それらひっくるめて、教師としての生き方を楽しむ本です。
教師という仕事を味わい尽くすイメージで書いた本です。
「読んだら何だか楽しくなってきた。」
「読んだら子どもたちに会いたくなってきた。」
「明日からまた頑張っていこう!」
そう感じていただくことができれば本望です。
文体も、あえて私が教室で子どもたちとやりとりしているままの関西弁で書いたり、面白おかしく書いたりしているところがあります。ねあかに進めていこう!ということです。
また、この本の中には、所々に「もう一人の私」が吹き出し≠ニして出てきて一言述べています。内容を補足したり、関西流に言うと、いわゆる「ツッコミ」ですね。話を少しだけ掘り下げるのに一役買ってもらっています。
さて、あなたは最近、子どもたちの前で思いっきり笑いましたか?
教育実習の時、きっと私たちは子どもたちの前で思いっきり笑っていたはずです。その時間がずっと今よりも長かったのではないでしょうか?
教師という仕事は実に毎日様々なことに追われます。
正直つらいことも多いです。学校に行くことが嫌になる時もあります。
しかし、「子どもたちの前で思いっきり笑える自分」を忘れなければ何とかやっていけます。
そして「高い志」。教師の成長こそが、子どもを成長させます。
私自身、教師道$^っ直中です。
今、「日々の教師生活」が「人生そのもの」です。「子どもたちとの毎日」がそのまま「自分の人生」です。
授業は悩みの連続ですが、楽しくてたまりません。毎日の子どもたちとの生活が楽しくてたまりません。
日本全国のセンセイが毎日明るく、楽しく子どもたちと心から笑って過ごせる日々を教師全員でつくってまいりましょう。
教師の笑顔向上委員会♀ヨ西支部 /森川 正樹
え? 教師の笑顔向上委員会≠チて何かって? それは「あとがき」までお待ちください……。
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- 明治図書
- 新採用が、気に入って自分で購入しました。40代の自分にとっても読み応えがあり、良かったです。2018/3/1040代・小学校女性