- まえがき
- 第1章 すき間時間活用術
- 第2章 10分間教材実物集
- 1 ダレたときに入れる学習ゲーム
- (1) えかきうた「ぼうが1本あったとさ」 (1〜3年)
- (2) ひとふでがき (1〜4年)
- (3) ことばあてゲーム (1〜6年)
- (4) 「なんこでしょう?」 (1・2年)
- (5) 五色百人一首 (3〜6年)
- (6) 棒引きゲーム (1〜6年)
- (7) 量感ゲーム (1〜6年)
- (8) いろいろビンゴゲーム (1〜6年)
- (9) ビリヤードゲーム (3〜6年)
- (10) 地名しりとりゲーム (4〜6年)
- 2 子どもの気分を変える◯◯話
- (1) よいところを見つけよう (1〜6年)
- (2) ミッキーマウス (1〜6年)
- (3) 七転び八起き (1〜6年)
- (4) 南極の魚 (3〜6年)
- (5) 発明王・エジソン (3〜6年)
- (6) カーネギー (4〜6年)
- (7) 覚える基本は「書く」こと (4〜6年)
- (8) ホルモンの話 (4〜6年)
- (9) 命の大切さ (5・6年)
- (10) 情けは人の為ならず (4〜6年)
- (11) キムチの秘密 (5・6年)
- 3 時間があまったときに入れる面白クイズ
- (1) タンポポをどうぶつたちは,なんとよぶ? (1・2年)
- (2) どうかぞえるかな? (1・2年)
- (3) 都道府県クイズ (4〜6年)
- (4) ことわざ・慣用句の中に動物を入れよう! (5・6年)
- (5) 次の季語があらわす季節はいつかな? (5・6年)
- (6) 一番小さい答えをさがせ! (4〜6年)
- (7) 長方形はいくつある? (4〜6年)
- (8) 文明開化語クイズ (5・6年)
- (9) 「ぢ・じ・づ・ず」クイズ (1〜3年)
- (10) この名前,読めるかな? (3〜6年)
- 4 総合的な学習の時間の導入のときに入れる実物集
- (1) パックテストで雨水を調べよう (3〜6年)
- (2) 英語で歌おう「10人のインディアン」 (3・4年)
- (3) 手話で歌おう「大きな歌」 (3・4年)
- (4) 世界の国旗を調べよう (3・4年)
- (5) アイマスクをして歩こう (3・4年)
- (6) 点字ペンで点字を打とう (5・6年)
- (7) 手回し発電機 (ゼネコン)で発電のしくみを学ぼう (5・6年)
- (8) 原子力発電のペレット模型 (5・6年)
- (9) 6か国語であいさつしよう (5・6年)
- (10) 砂糖のとりすぎにご用心! (5・6年)
- 5 体を使わせたいときに入れるミニゲーム
- (1) 体でじゃんけん (1〜6年)
- (2) はちまきおくり (1〜6年)
- (3) かたたたきゲーム (1〜4年)
- (4) 「ウルトラマン。シュワッチ!」 (1〜4年)
- (5) 「むすんでひらいて」 (1・2年)
- (6) 島わたりリレー (1〜6年)
- (7) 似顔絵ゲーム (1〜4年)
- (8) スーパー王様じゃんけん (1〜6年)
- (9) エッフェル塔 (1〜4年)
- (10) がまんくらべリレー (1〜6年)
- 6 個人差が生じたときに入れるミニプリント
- (1) はたらく くるま (1・2年)
- (2) ようすを あらわす ことば (1・2年)
- (3) カタカナをつくる (1・2年)
- (4) かけざんでさがそう@ (3・4・6・7の段) (2〜4年)
- (5) かけざんでさがそうA (5・7・8・9の段) (2〜4年)
- (6) デパートで見かけるマーク (3・4年)
- (7) このマークの名前は何? (3・4年)
- (8) 駅で不便なところ・便利なところ (3・4年)
- (9) 都道府県あるなしクイズ@ (4〜6年)
- (10) 都道府県あるなしクイズA (4〜6年)
- (11) 都道府県あるなしクイズB (4〜6年)
- (12) どの都道府県かな? (4〜6年)
- あとがき
まえがき
学校の授業は,45分間が基本である。しかし,日常,そのようにいかず,10分や15分のすき間の時間が生じることも多い。
例えば,子ども達の身長などを測る計測のすき間時間,避難訓練の前後のすき間時間,テスト後のすき間時間などなど。
この時,ただ遊ばせているだけでは能がない。ある授業,例えば,総合的な時間の動機づけにする。これまでにならったことの習熟となるクイズをする。ぼんやりとしてダレてやる気がない時に元気づけるゲームをする。こういった教材が豊富にあれば,このすき間時間を使って,子どもの知的な成長を促すことができよう。
こう願って本書を著すことにした。
この基本コンセプトを,次のように決めて執筆した。
10分間,教室で開いてすぐ使える本
本書では教材の実物を示し,その活動の流れを,教師が話すそのままの言葉で示した。そのまま,まねてもらえるようにした。ただし,ミニプリントの部分はファックスコピーし,あらかじめ印刷しておくようにする。いざ個人差が生じた場合に使えるようにした。
これを手にした先生方には,子どもがすき間時間を楽しく知的に活動できるよう活用していただきたい。そして,この書をモデルに新しい10分間教材を開発していただければと願っている。
最後に,本書の出版を勧めてくださった樋口雅子編集長に感謝申し上げる。
東京西部教育技術研究会代表 /駒井 隆治
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- 明治図書