- まえがき
- 1章 アタリの先生と言われたい! 4月の参観授業ネタ
- 国語(1年生) 親子でニッコニコ,小学校の「勉強」を見てもらおう
- 生活(2年生) あら不思議!? お花で色水できちゃった!
- 国語(3年生) 五十音図の秘密,日本語の秘密を暴け
- 体育(4年生) 棒がゆらゆら! 棒をキャッチ! 棒で大団円!
- 社会(5年生) “おいしいモノ”持ち込みで子どもがヒートアップ
- 算数(6年生) ああっ! 30とだけは言いたくないのに!
- 2章 親子の共同作業を入れたい! 参観授業ネタ
- 生活(2年生) ふれあいながら親子で感じる愛と絆
- 国語(中学年) あの昆虫ってこんな漢字!? 絶対読めない難読漢字
- 社会(4年生) 都道府県・地名がバッチリ! 地図帳博士になろう!
- 算数(全学年) 親子で対決!? ペーパーチャレラン
- 図工(中学年) 江戸時代の折り紙遊びで親子の共同作業
- 国語(特 支) いっぱい読めるよ! 盛り上がるかるた大会
- 体育(低学年) 新聞紙で乗って走ってつながって,親子でファイト!
- 理科(中学年) 親子で野草の生け花を作ろう
- 3章 普段の授業をベースにしたい! 参観授業ネタ
- 国語(5年生) 今日はどうしますか? 「いつものやつ」でよろしく!
- 体育(低学年) 心も体もほぐす,クラスみんな仲良し鬼ごっこ!
- 社会(3年生) 親子でタイムスリップ! 昭和の良き時代を体験
- 音楽(4年生) ただの「肩たたき」が最高に楽しくなる瞬間
- 理科(5年生) 山から作って初めて分かる「流れる水のはたらき」
- 図工(6年生) 作品が引き締まる! 簡単落款印作り
- 4章 成長している子どもの姿を示す 参観授業ネタ
- 道徳(低学年) 美しい言葉で心も体も健康に
- 道徳(低学年) 「自分のスリッパをそろえない文化」との闘い方
- 道徳(中学年) オリンピック選手を育てる基本法則はこれだ!
- 学活(中学年) 男子と女子の同じところ,違うところ
- 学活(高学年) 大人は18歳から? 20歳から? それ以外?
- 道徳(高学年) 杉原千畝は正しいことをしたのか
- 図工(低学年) 封筒の中にいるのは!? びっくりバタバタを作ろう
- 音楽(低学年) パーツに分けて活動的な音楽授業
- 学活(中学年) ゲームと仲良く付き合っていこう
- 道徳(高学年) スマホって本当に便利なの?
- 道徳(高学年) ルール作りの大切さに気付かせるLINEの授業
- 学活(高学年) 小学生だから素直に学べるお金の困らない使い方
- 5章 全ての子どもが発言! 参観授業ネタ
- 国語(低学年) どの子も声を出して笑顔になれる楽々暗唱授業
- 算数(中学年) 黒板の前に子どもがずらり,ノートに式がずらり
- 理科(中学年以上) なが〜い回路から,日本の最先端「超伝導」の勉強
- 社会(5年生) 島である沖ノ鳥島を守る
- 6章 教室の雰囲気を盛り上げる! 参観授業ネタ
- 音楽(低学年) 鳴き声のまね遊び
- 学活(低学年) 勝って優勝,負けても優勝! もちろん0枚もすてき!
- 国語(中学年) 保護者&外部講師とのコラボでさらに熱中百人一首
- 学活(中学年) 戦隊ヒーローはいつだって遅れてやってくる
- 学活(高学年) 全員参加でワトソンくん体験―宝探しイベント―
- 算数(中学年) 三角形・四角形の学習はパズルで楽しく締めくくる
- 体育(中学年) お姫様だっこ&ぐるぐるリレーでグラウンドに響く大歓声
- 体育(高学年) 予測不可能! 踊る新聞紙
まえがき
保護者は教師を評価している。
アタリの先生,ハズレの先生という言葉が,保護者の間で飛び交っている。
アタリ・ハズレを評価するポイントの一つが参観だ。
保護者自身の目で確かめられるからだ。
4月の参観。
自分の子どもは活躍しているか,クラスの雰囲気は楽しそうか,先生の授業は知的でおもしろいか。
全てチェックしている。
ここでの評価が並以上でなければ,学級経営はつらくなる。
参観の様子から,保護者の動きが変わってくるからだ。
その後,保護者からの話が,「先生にお任せします」となるか「あれはいかがなものでしょうか」となるのでは,教師の動きが全く変わってくる。
子どもたちにとっても参観は晴れの舞台だ。
高学年になると恥ずかしがる場合もあるが,それでも自分の親が来ると目配せをして,発表をしようとする子どもは多い。
自分のがんばりを見てもらいたいのだ。
そんな時に行った授業が,45分座っているだけの授業,作りかけの図工の作品を一緒に作る授業,学芸会と抱き合わせの授業では,信頼度を高めることは難しい。
子どもが笑顔で活動している授業,鉛筆の動きが止まらない授業,シーンとなって真剣に考えている授業をしたい。
アイディアがない,内容に困ったという時に開いていただきたいのが本書だ。
先輩から教えていただいた授業,最先端科学を取り入れた授業,自分たちで本を何冊も読み作成した授業が詰まっている。
「これは使える」と思った授業案をぜひ試していただきたい。
どれもすぐに追試できる内容となっている。
きっと保護者と児童から信頼を得る知的で楽しい授業になるだろう。
本書の内容は,TOSSの実践がなければ書けなかった内容ばかりです。
また,出版に当たっては明治図書の樋口雅子様に多大なご助言,多くの励ましの言葉をいただきました。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
/越智 敏洋
どの学年でもすぐにやってみたい!と思うものばかりでした。
授業参観の本は、学級でカスタマイズしなければ
使えない物が多いです。
ですが、この本は、子どもたちの反応が手に取るように分かるので、
やってみたいなあといくつも思いました。
先生方は、みんな本当に忙しいです。
そんな中、とても参考になる本だったので、
机が近くの先生にも紹介したいと思いました。
また、何よりも、
章立てがすごいです。
1章 アタリの先生と言われたい!4月の参観授業ネタ
2章 親子の共同作業を入れたい!参観授業のネタ
3章 普段の授業をベースにしたい!参観授業ネタ
4章 成長している子どもの姿を示す参観授業ネタ
5章 全ての子どもが発言!参観授業ネタ
6章 教室の雰囲気を盛り上げる!参観授業ネタ
この検索タイトルがいいです。
教科も色んな教科で、学年を超えて使える授業も多かったです。