- まえがき
- 第1章 子どもがだらっとした時に使えるレク
- [1] 肩たたき・ひざすりトントン
- [2] 名言・格言暗唱カルタ
- [3] 方向オンチ
- [4] 落ちた落ちた
- [5] 大きいちょうちん
- [6] 命令ゲーム
- [7] あかいくつ
- [8] 1,2の3の4の2の5
- [9] 聖徳太子ゲーム
- [10] 応 答 整 列
- [11] 1分間ゲーム
- [12] 2拍子・3拍子
- [13] グ ー パ ー
- [14] 茶 つ ぼ
- [15] 手パッチン
- [16] 定 規 戦 争
- [17] お 手 玉
- 第2章 男女の仲をよくしたい時に使えるレク
- [18] じゃんけんおちぢみ・おひらき
- [19] すわりずもう
- [20] ピンポンパン
- [21] しりとり自己紹介
- [22] お は じ き
- [23] ペットボトルこま回しすもう
- [24] 5にしたら消える
- [25] ゆ び ぽ ん
- 第3章 パーティーなどのイベントで使えるレク
- [26] 好きですか嫌いですか
- [27] ぞうさんありさん(歌合戦)
- [28] 動 物 合 戦
- [29] 新聞オリオリじゃんけん
- [30] 連想ゲーム
- [31] 拍手ゲーム
- [32] 記憶力ゲーム
- [33] 数字あてゲーム
- [34] ゴロピカドンドン
- [35] た こ は ち
- [36] ウインクキラー
- [37] 魚 鳥 木
- [38] いつどこで誰が何をした
- [39] 大工のきつつきさん
- [40] 口パク伝言ゲーム
- [41] 山手線ゲーム
- [42] 豆つかみ競争
- 第4章 学級全員で遊ぶ時に使えるレク
- [43] だるまさんがころんだ
- [44] 見つけてうれしはずかしかくれんぼ
- [45] 陣 取 り
- [46] しあわせなら手をたたこう
- [47] 47 カ ン け り
- [48] 影 ふ み
- [49] 島 と り
- [50] 紙でっぽう
まえがき
この本は,「教室で指導するスクール生活スキル◯◯BOOK4 集団遊びスキル BOOK」の第2弾です。「大変,使いやすいです」「学級遊びのネタに困らなくなりました」「イラストがとってもわかりやすいです」と,好評をいただきました。
本書では,第1弾では入れられなかった遊びを,さらに50種類紹介しました。子どもたちに見せれば,子どもたち自身でも遊べるようにやさしくわかりやすく書いてあります。先生方へのアドバイスも併せて書いてありますので,参考にしてください。
さて,集団遊びを行うリーダーとしてのポイントを3つ紹介します。どうぞ役立ててください。
@ 話し方
ゲームには内容や方法の説明が必ずあります。内容を端的に言うことはもちろん,声の強弱・視線・姿勢などを考えて話すことが大事です。
・きちんと相手に声は届いているか。
・相手の目を見て話しているか。
・座っている相手には座った姿勢で話しているか。
さらに,風上に立ったほうがよく全体に聞こえますし,全体を見渡せる高いところで話すことも必要です。
また,説明のほかに導入部分の語りかけも重要です。ゲーム指導の上手な人とそうではない人の差はここにあります。上手な人は説明だけではなく,いかにもおもしろそうな語りかけで導入をします。これは経験の積み重ねによって上手になっていきます。まずは,短い時間できちんと説明することから始めましょう。
A 間
ゲーム指導がうまくいくかいかないかは,間の取り方の良し悪しでもあります。間には必要な間と不必要な間があります。まずは何よりも気をつけなければならないことは不必要な間をなくすことです。これは話す内容が頭に入っていなかったりする練習不足の時に起こりやすいです。そうして慣れてくると,みんなをじらすような間がとれるようになります。
B 隊形と位置
ゲーム指導では,隊形とリーダーの位置も重要なポイントとなります。それぞれゲームによって一番適した隊形があります。それを考えないと失敗します。
リーダーの位置は,全員が見渡せる位置に居ることが基本となります。その上で,風向き(声が届くか)・日光(眩しくないか)・地面の具合(座れるか,ぬかっているか)などをチェックしなければなりません。
隊形は,列・バラバラ・複数の円・大きな1つの円・小さな1つの円などあります。大切なことは,次のゲームと次のゲームのつなぎを意識して隊形をスムーズに変えることです。イメージをしたりリハーサルをしたりするとよいでしょう。
本書を活用して,子どもたちから「みんなで遊ぶのって楽しいね」といった声が聞けたら幸いです。
執筆に当たって,日頃から御指導頂いている向山洋一先生に深く感謝申し上げます。
TOSS茨城NEVER 代表 /桑原 和彦
それくらい、分かりやすいです。イラストも豊富で楽しいです。
教室に置いておきたい1冊だと思いました。
低学年から高学年,中学生まで
子どもの心をつかむ1冊です。
授業が早く終わったときなど,
「みんなががんばって勉強したから」と言って少しずつ行っています。
本を片手に指示を出せるので,重宝しています。
子どもたちも,レクレーションを楽しみにしています。
また,教室の学級文庫としておいているので,
「先生,次はこれをやってください」といってくる場合もあります。
これ1冊で,さらにクラスがまとまること間違いなしです。
レクをすると子どもたちが笑顔になります。
文章も読みやすいし、イラストも可愛くて分かりやすいです。
続編を期待します!