ミス退治事例集3
授業づくりの成功法則 理科・社会他編

ミス退治事例集3授業づくりの成功法則 理科・社会他編

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現場から生まれた、ミス退治の成功事例を教科別に紹介

こんなミスをへらそう理科授業成功への道が31例、こんなミスをへらそう社会科授業成功への道が8例、音楽授業成功への道が6例、体育授業成功への道が8例紹介されている。有田和正実践を広めようと意図し「有田ネット」の一つとしてミス退治運動が展開されている。


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ISBN:
978-4-18-247818-5
ジャンル:
授業全般
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 152頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

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はじめに
こんなミスを減らそう 理科授業の成功法則 31
1 アサガオのつるは右巻き? 左巻き?
2 ヤツデは八つ手かな?
3 ピーピー豆って本当の名前?
4 チューリップの葉っぱは何枚かな?
5 葉っぱの迷路で植物観察
6 不完全理科ワークで観察力アップ
7 かげの動きをじっくり観察
8 砂鉄は鉄ではない@
9 砂鉄は鉄ではないA
10 《空気の存在》学習課題づくりでのミス退治
11 いもむしくん,足何本?
12 紙ひまわりで「ひまわり」に詳しくなる
13 フラスコが虫眼鏡に大変身
14 科学者気分で実験器具を丁寧に使う
15 花王のマークで月の学習ができる
16 折り紙昆虫で昆虫博士!
17 簡単発泡スチロールカッターで乾電池の学び
18 何のしっぽかわかるかな?
19 討論になる実験《空気に重さがあるのか》
20 自然現象を考察する力をつける実験《なぜ夕日は赤いのか》
21 驚きの産卵数
22 アンコールが起こる実験《温められた空気の流れ》
23 教材発掘! 《偏光板》を使った実験
24 リトマス紙の色の変化を覚える方法
25 紙やじろべえでデータを取る練習
26 虫へん・木へん・魚へんで生き物の名前
27 生き物との出会いのシャッターチャンスを逃さない
28 理科の授業開きミス退治
29 ビーカーが割れて大さわぎするのを回避
30 ろ紙の折り方のマル秘テクニック!
31 理科好きにさせるサイエンス通信
こんなミスを減らそう 社会科授業の成功法則 8
1 東京都の「都道府県庁所在地」は
2 カルタでばっちり地図記号
3 見直そう! 地域を歩いて訪ねること
4 地図を描く力を育てるには
5 マンダラートビンゴで重要語句を覚えさせる
6 47都道府県を10秒以内で言う
7 都道府県の特色 こうすればうまくいく
8 上皿てんびんで都道府県の面積を考える
こんなミスを減らそう 音楽授業の成功法則 6
1 歌詞の2番からを知らないミス
2 鍵盤ハーモニカ 唄口の使い方
3 つまずかせないリコーダー指導
4 イントロ当てクイズで聴く意欲を高める
5 本物のプロの演奏を聴かせる企画
6 楽器の音のひみつ
こんなミスを減らそう 体育授業の成功法則 8
1 体育の授業で指導しておくべきこと
2 準備運動は,手拍子で
3 子どもにとって効果的な言葉かけ
4 はりきって運動会に参加するために
5 スキーで笑顔を増やそう大作戦
6 走り幅跳びは着地から始めよう
7 そのまま床タッチ!
8 具体的な目標が見えるマラソンカード
こんなミスを減らそう その他授業の成功法則 8
1 こうすればうまくいく《インターネットを使った調べ学習》
2 プロジェクタの《位置決め》ミス退治
3 鉛筆の持ち方指導
4 ノートに学びを残せるか
5 ノート指導の評価は得点で
6 ノートは,マス目があるものを 黒板も同じものを
7 村井玄斎の食の考え方は先進的であった
8 一番大事な命のミス退治
おわりに

はじめに

 人は誰でも《ミス》をする。《ミス》をしない人はいない。

 学校現場では,毎日《ミス》の連続だ。

 子どもたちが《忘れ物》をする。これも《ミス》の一つだ。

 《給食エプロンを袋にきちんと入れない》これもまた《ミス》だ。

 《トイレのスリッパが,ぐちゃぐちゃ》……これなんて,どこの学校でもある《ミス》かもしれない。

 教師だって,たくさんの《ミス》をする。

 教室に持っていく道具を忘れてしまった。

 黒板に書く漢字の書き順を間違えた。

 子どものけがの様子を保護者に伝えるのを忘れていた。などなど,書けばきりがないくらい《ミス》がある。


  これらの《ミス》をそのままにしておいてはいけない。


 ミスを共有する必要がある。

 ミスを共有し合えば,可能な限り《ミスを少なくする》ことができる。

 ミスが少なくなれば,授業づくり・学級づくりがうまくいく。成功へ道が開けるのである。

 ところで,ミスを共有するためには,ミスを出し合う仲間集団が必要だ。

 「今日,こんなミスをしてしまいました。」

 「今日,こんな方法でミスを減らすことができました。」

 「この時に気をつけるミスは何ですか?」

 そんな報告・質問をし合う場がいる。

 そこで誕生したのが《ミス退治部会》である。

 有田和正先生の実践を世に広めようという有田ネット(古川光弘先生主宰)の一つとして生まれた。現在,会員110名の部会である。


 本著は,ミス退治部会の仲間たちが,今までの教師生活の中から《授業づくり》のためのミス退治事例を出し合ったものである。

 こんなミスがあった時,どうすればいいかのヒントになれば幸せである。


  2010年1月(箱根駅伝を見ながら)   ミス退治部会主宰 /福山 憲市

著者紹介

福山 憲市(ふくやま けんいち)著書を検索»

1960年山口県下関市生まれ。広島大学学校教育学部卒業

山口県下関市立角倉小学校

現在,法則化ふくの会を月に1〜2度開きながら,漢字・計算ミスゼロをめざす会も組織し,ミス退治運動も進行中。ミスを生かす子どもたちを育てることをテーマに掲げ,全国の会員と実践の交流をしている

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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