- まえがき
- 一 「コマーシャル」で言葉感覚を磨く
- 1 一滴 二滴 三滴
- 2 太陽の【 】家
- 3 音楽の【 】
- 4 セブン イレブン いい気分
- 5 ハエ ハエ かかか キンチョール
- 6 忘れかけた 日本語 辞典
- 7 面白食べ物言葉/ごりらの鼻くそ
- 二 「ポスター」で言葉感覚を磨く
- 1 長い 一息 観光日
- 2 手の用心
- 3 まず消そう 火への鈍感 無関心
- 三 「面白見出し」で言葉感覚を磨く
- 1 よっぱらい警官二人
- 2 のこされたつまようじ
- 四 「使用上の注意」で言葉感覚を磨く
- 1 よくふって お飲みください
- 五 「簡単な詩」で言葉感覚を磨く
- 1 ふくの中に 入って ねてしもた
- 2 足が サイダーに なっちゃった
- 3 たんぽぽさんって かわいいのね
- 4 けむし
- 5 たこ
- 六 「言葉のオブラート」で言葉感覚を磨く
- 1 ハトが、止まっていました
- 2 サメの歯が 光った
- 七 「絵」で言葉感覚を磨く
- 1 小さめの白い水玉もようのパンツ
- 2 ころころころ
- 3 近く(に)サーカスが来ます
- 4 土1
- 八 「童謡」で言葉感覚を磨く
- 1 「しゃぼん玉」の授業
- 2 「もしもしカメよ」の授業
- 3 ひらいた ひらいた
- 4 めだかの学校
- 5 ほたる
- 九 「分かる説明」で言葉感覚を磨く
- 1 「絵を伝える」授業
- 十 「漢字変換」で言葉感覚を磨く
- 1 【もみじ】を漢字変換
- 2 【ふるさと】を漢字変換
- 十一 「ことわざ・慣用句」で言葉感覚を磨く
- 1 二階から目薬
- 2 本物は どれだ
- 3 花言葉
- 十二 「なぞなぞ」で言葉感覚を磨く
- 1 王女さまの好きな色?
- 2 畑の中の足
- 十三 「国語辞典」で言葉感覚を磨く
- 1 しりとり&クロスワード
- 2 言葉探し
- 3 ギョッとする(語源さぐり)
- 4 いっぽんでも にんじん
- 十四 「素読」で言葉感覚を磨く
- 1 水玉
- 2 てきの飛行機
- 3 雨
- 4 説明文問題作り
- 5 バス停まで5W1H
- あとがき
まえがき
「先生、言葉って面白いね!」
「先生、こんな面白い言葉を見つけたよ!」
「先生、ぼくね、新聞やポスター・本など、いろいろ調べるようになったよ!」
今まで、国語の学習があまり好きではないと言っていた子が、五・六月ごろになると、こんな言葉を発するようになる。
なぜか。
本著に紹介した数々の【言葉感覚を磨く】指導を小刻みに、いろんな場で実践していくことで、子どもたちが自然と【言葉】を楽しむようになっていったのである。
【言葉】を楽しめば【国語の学習】も少しずつ楽しくなる。
【国語の学習】を楽しめば【国語のミス】も少なくなってくる。
【国語ミス】を減らす一歩は【言葉】を楽しむことなのである。
本著は、ミスゼロの会で二十数年、いろんな学年で実践してきたものを紹介した。
ぜひ、一つでも多く、子どもたちの言葉感覚を磨く指導を試してみていただきたい。
二〇〇五年八月 /福山 憲市
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- 明治図書
- 福山憲市先生のこのミスを減らすシリーズは、どれも「はっ」と気付きがあるものになっているうえに、模倣してみたいものでいっぱいです。2016/1/2730代・男性