<国語ミス退治事例集>3
作文感覚を磨き作文ミスを減らす指導法
作文指導編

<国語ミス退治事例集>3作文感覚を磨き作文ミスを減らす指導法作文指導編

投票受付中

作文上達を目指すのではなく作文嫌いを少しでも減らす指導法。

本書は作文がうまくなるための本ではない。少しでも作文が好きになるための本である。少しでも書くことの楽しさを味わうための本である。ミス退治運動の作文指導は作文嫌いを少しでも減らすことをねらいとしている。本書にはそのための実践事例が豊富に収録されている。


復刊時予価: 2,442円(税込)

送料・代引手数料無料

電子書籍版: 未販売

電子化リクエスト受付中

電子書籍化リクエスト

ボタンを押すと電子化リクエストが送信できます。リクエストは弊社での電子化検討及び著者交渉の際に活用させていただきます。

ISBN:
4-18-310312-6
ジャンル:
国語
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 144頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

もくじの詳細表示

まえがき
一 【書き虫育成プラン】で作文感覚を磨く
1 いつでも・どこでも・なんでも作文
2 作文技法は気にしない
3 とにかく誉める・めちゃめちゃ誉める
4 十行作文めざしてゴー
5 【主役・わき役法】だけチェック!
6 書き出したら止まらない
二 【ちょこっと発見】で作文感覚を磨く
1 面白名前お菓子
2 ニュースを作文
3 マークをさぐる作文
4 五感を働かす作文
5 いい人・いいこと発見作文
6 テレビで発見作文
7 はてな発見作文
8 生き物発見作文
9 漢字・用語発見作文
三 【体験・経験・実験】で作文感覚を磨く
1 行ったこと作文
2 ブック作りで作文
四 【うそ作文】で作文感覚を磨く
1 運動会・うそ作文
2 二こま・四こまイラスト作文
3 もしも作文
4 (   )の国・作文
5 算数シミュレーション作文
五 【主役・わき役法】で作文感覚を磨く
1 おそうじ作文
2 学習発表会作文
3 どんでん返しいっぱい作文
六 【説明法】で作文感覚を磨く
1 絵を伝える作文
2 名人/ストロートンボ作文
3 お料理作文
4 イラスト歴史説明作文
七 【分析】で作文感覚を磨く
1 詩「天」の分析作文
2 名言・名文の分析作文
3 【算数問題】分析作文
4 理科【写真】の分析作文
5 「ごんぎつね」前もって分析作文
6 漢字分析作文
八 【聞き書き】で作文感覚を磨く
1 おばさんに質問作文
2 アンケート作文
九 【矢印作文】で作文感覚を磨く
1 登竜門の前に立たされた
2 物語「やまなし」を矢印作文
3 新聞記事を矢印作文
あとがき

まえがき

 「先生、作文が簡単に書ける!」

 「先生、書くって楽しいね。」

 「先生、書き出したら止まらない!」

 「先生、書くことがいっぱいある!」

 こんな言葉を、何人もの低学年・中学年・高学年の子が言ってきた。

 すべて、本著に紹介している作文に取り組ませる過程で、自然と出てきた言葉ばかりだ。

(図省略)


  本著は、作文がうまくなるための本ではない。


 少しでも、作文が好きになるための本である。

 少しでも、書くことの楽しさを味わうための本である。

 ミス退治運動の作文指導は【作文嫌いを少しでも減らす】ことをねらいとしている。

 作文指導は難しい。

 高いレベルをねらえば、子どもたちは、作文を嫌いになってしまう。

 【作文】と聞いただけで、心が逃げてしまう。

 本著は、高いレベルをねらってはいない。


  書くことを楽しむことができればいい。


 最低限のレベルをまずは設定している。

 教師の思いが、最低限のレベルにあれば、作文に対して、構えて取り組むことも少なくなる。

 教師も楽しみながら、作文に臨めるのである。

 本著に紹介した指導法の数々は、


  こんなことを書かせれば、書くことが楽しくなる。


 そういうものをできるだけ紹介した。

 ミス退治運動を始めて十数年、低学年から高学年まで千人以上の子どもたちに試してきた指導法である。

 確実に、子どもたちが【書くこと】を楽しんだものばかりだ。


 一つ、お願いがある。本著に紹介した作文指導法をもとに、教師も作文を書いてみてほしい。

 【教師も書く】……これが、ミス退治運動の土台である。


  二〇〇五年八月   /福山 憲市

著者紹介

福山 憲市(ふくやま けんいち)著書を検索»

1960年山口県下関市生まれ。広島大学学校教育学部卒業

下関市立生野小学校

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 作文はどうしても嫌われる学習になりがちである。だからこそ、「とにかく書く」という形で進め、作文を好きになってもらいたい。そのヒント満載の本。
      2015/7/1830代・男性

ページトップへ