- はじめに
- 本書の使い方
- 第1章 授業づくりのポイント
- 1 学習内容とポイント
- 2 主体的・対話的で深い学び・学び合いのポイント
- 3 社会が苦手な子どものための支援のポイント
- 第2章 365日の全授業 6年
- 1 わたしたちの生活と政治 全19時間
- わたしたちのくらしと日本国憲法 全1+6時間
- 単元計画
- 導 入 わたしたちのくらしを支えるしくみとは何か
- 第1時 くらしの中にどのような法やきまりがあるのか
- 第2時 日本国憲法の考え方を調べよう
- 第3時 なぜ,基本的人権の尊重が定められているのか
- 第4時 なぜ,選挙で議員を選ぶのか
- 第5時 誰が,どのようにして平和を実現するのか
- 第6時 わたしたちのくらしと日本国憲法のつながりを見つけよう
- 国の政治のしくみと選挙 全4時間
- 単元計画
- 第1時 国会では何をどのように決めるのだろうか
- 第2時 選挙と税金は社会にどのように影響しているのだろうか
- 第3時 国会と内閣にはどのような違いがあるのだろうか
- 第4時 なぜ,国の重要な役割を3つに分けるのだろうか
- 【選択】わたしたちのくらしと地方自治 全8時間
- 単元計画
- 第1時 児童センターはどんなところだろうか
- 第2時 児童センターはどうしてつくられたのだろうか
- 第3時 児童センターは誰がどのようにつくったのだろうか
- 第4時 市議会ではどのような話し合いが行われているのだろうか
- 第5時 児童センターをつくるための費用はどこから出ているのか
- 第6時 地方自治についてまとめよう
- 第7時 新しい公園づくりの計画を立てよう
- 第8時 模擬議会で公園の計画について話し合おう
- 2 日本の歴史 全72時間
- 縄文のむらから古墳のくにへ 全2+7時間
- 単元計画
- 導入1 歴史学習を始めよう
- 導入2 年表の見方を知ろう
- 第1時 大昔のむらのくらし
- 第2時 板付遺跡と米づくり
- 第3時 縄文時代と弥生時代をくらべる
- 第4時 むらからくにへ
- 第5時 巨大古墳と豪族
- 第6時 大和朝廷と国土の統一
- 第7時 縄文のむらから古墳のくにへ
- 天皇中心の国づくり 全6時間
- 単元計画
- 第1時 天皇中心の国づくり@
- 第2時 天皇中心の国づくりA
- 第3時 天皇中心の国づくりB
- 第4時 天皇中心の国づくりC
- 第5時 天皇中心の国づくりD
- 第6時 天皇中心の国づくりE
- 貴族のくらし 全3時間
- 単元計画
- 第1時 貴族のくらしと藤原道長
- 第2時 平安時代に生まれた文化
- 第3時 今も伝わる年中行事
- 武士の世の中へ 全6時間
- 単元計画
- 第1時 武士は,どのような役割をはたしていたのだろうか
- 第2時 平清盛はどのようにして力をのばしていったのだろうか
- 第3時 源頼朝は,どのようにして平氏を破ったのだろうか
- 第4時 源頼朝は,どのような政治を行ったのだろうか
- 第5時 鎌倉幕府は,どのようにして元軍と戦ったのだろうか
- 第6時 武士が現れて,世の中の様子はどう変わったのだろうか
- 今に伝わる室町文化 全3時間
- 単元計画
- 第1時 室町時代は,どんな文化だったのだろうか
- 第2時 新しい文化を探る
- 第3時 今に伝わる室町文化のまとめ
- 戦国の世から天下統一へ 全6時間
- 単元計画
- 第1時 信長・秀吉ってすごいんだね
- 第2時 学習計画をつくろう
- 第3時 織田信長はどんなことをしたのか
- 第4時 戦国の世,日本と外国にはどんな関わりがあったのか
- 第5時 豊臣秀吉はどのようなことをしたのか
- 第6時 天下統一を進めた二人の武将の働きについて話し合おう
- 江戸幕府と政治の安定 全6時間
- 単元計画
- 第1時 なぜ江戸時代は約260年も続いたのか
- 第2時 江戸幕府は大名をどのように支配したのか
- 第3時 参勤交代はどんな制度か
- 第4時 町人や百姓をどのように支配したのか
- 第5時 なぜ鎖国をする必要があったのか
- 第6時 江戸新聞「なぜ江戸幕府は約260年も続いたのか」
- 町人の文化と新しい学問 全5時間
- 単元計画
- 第1時 室町時代の文化と江戸時代の文化の違いは何か
- 第2時 農村で「読み・書き・そろばん」が必要とされた理由は何か
- 第3時 人形浄瑠璃・歌舞伎の人気の秘密
- 第4時 蘭学の発展と技術の進歩
- 第5時 国学が幕藩体制に与えた影響
- 明治の国づくりを進めた人々 全7時間
- 単元計画
- 第1時 江戸から明治へ
- 第2時 開国から明治維新へ
- 第3時 明治新政府の改革
- 第4時 文明開化とくらしの変化
- 第5時 政府への不満と自由民権運動
- 第6時 国会開設と大日本帝国憲法
- 第7時 明治の国づくりのまとめ
- 世界に歩み出した日本 全6時間
- 単元計画
- 第1時 日本は欧米からどのように見られていたのか
- 第2時 1890〜1910年の日本はどのように発展したか
- 第3時 二つの戦争で日本の外国との関係の変化を知る
- 第4時 世界の中での日本の立場
- 第5時 産業の発展からの人々の生活はどのように変わったのか
- 第6時 1926年のビゴーは何を考えたのだろうか
- 長く続いた戦争と人々のくらし 全7時間
- 単元計画
- 第1時 世界文化遺産の原爆ドーム
- 第2時 中国との戦争が広がる
- 第3時 戦争が世界に広がる
- 第4時 すべてが戦争のために
- 第5時 空襲で日本の都市が焼かれる
- 第6時 原爆投下と戦争の終わり
- 第7時 日本商船隊壊滅
- 新しい日本,平和な日本へ 全7時間
- 単元計画
- 第1時 戦後,日本はどのように変化したのか
- 第2時 終戦直後,人々はどのような思いや願いを持っていたのか
- 第3時 新しい日本の出発! 改革にこめられた願いは何か
- 第4時 再び世界の中へ
- 第5時 東京オリンピック・パラリンピックがくれたもの
- 第6時 オリンピック後の日本はどうなったのか
- 第7時 これからの日本に求められること
- いかす 全1時間
- 単元計画
- 第1時 その時心が動いた! 私にとって歴史を学ぶこととは何か
- 3 世界の中の日本 全14時間
- 日本とつながりの深い国々 全7時間
- 単元計画
- 第1時 日本は世界の国々と,どのようにつながっているのか
- 第2時 日本とつながりの深い国には,どんな国があるのか
- 第3時 日本とつながりの深い国の生活の様子を調べよう@
- 第4時 日本とつながりの深い国の生活の様子を調べようA
- 第5時 ○○は,どんな国か
- 第6時 スポーツによる国際交流は何のためにあるのか
- 第7時 国際交流において大切なことは何か
- 世界の未来と日本の役割 全7時間
- 単元計画
- 第1時 世界では,どんな問題が起こっているのだろうか
- 第2時 国際連合は,どんな活動をしているのだろうか
- 第3時 日本は,ODAでどんな活動をしているのだろうか
- 第4時 伊藤さんが活動していたパラグアイはどんな国だろうか
- 第5時 伊藤さんは現地の小学校で,どんな活動をしたのだろうか
- 第6時 医者の中村さんが,なぜ用水路をつくっているのだろうか
- 第7時 自分にできる国際協力とは,どんなことだろうか
- おわりに
はじめに
『板書&写真でよくわかる 365日の全授業 小学校社会』は,2019年6月に明治図書から出版された木村博一編著『「わかる」社会科授業をどう創るか−個性のある授業デザイン−』が縁となって生まれました。『「わかる」社会科授業をどう創るか』は,木村を中心とする3つの社会科サークル〈岡崎社会科授業研究サークル(愛知県岡崎市)〉〈広島社会科サークル(広島県広島市)〉〈教職人の会(広島県三原市)〉に集まった教員の実践記録集です。“社会科が好きで好きでたまらない”教員が集まり,各教員のこだわりを大切にしながら編集した本です。
『「わかる」社会科授業をどう創るか』が出版されてから数ヶ月後のこと,明治図書編集部の及川誠様から『板書&写真でよくわかる 365日の全授業 小学校社会』の編集依頼がありました。「3つの社会科サークルに集まっている教員は,分担執筆者の22名だけではないでしょう。あのように個性ある実践記録を書くことのできる先生方を集めて執筆していただきたい」という依頼でした。このように嬉しい依頼は滅多にあるものではありません。私は快諾しました。
全4冊の本書の編集にあたっては,学年ごとに編集責任者をお願いしました。各冊の執筆者については,3つのサークルに属する教員はもちろんのこと,広島市の社会科同好会の教員にも声をかけ,各学年の編集責任者4名と関わりの深い教員にも執筆をお願いしました。そして,私を含む5名で本書の基本方針を立てていきました。3つの基本方針は,次のとおりです。
@若手の小学校教員が本書の板書と授業計画をモデルとしながら授業を展開できる汎用的な構成を心がける。
A若手の小学校教員が本書の板書と授業計画をモデルとしながらも自ら創意工夫をして授業改善を試みていく端緒となる構成をめざす。
B事例地については,いずれかの社会科教科書の事例地を取り上げることを基本とするが,独自の事例地を取り上げることをも可とする。ただし,他の地域の事例地を取り上げて授業を構想してもモデルとなり得るように汎用的な記述を心がける。
その上で,学習指導要領と教科書を踏まえた汎用的な構成にすることを前提としながら,一人ひとりの教員が「自ら創意工夫をして授業改善を試みていく端緒となる構成をめざす」ことに心を砕きました。言いかえれば,本書は,社会科の苦手な若手の教員が一定の標準的な授業を展開できるようになるための入門書であり,社会科の授業づくりに興味・関心をもちはじめた若手教員がよりよい授業を模索していく際の手がかりとなる指針の書でもあります。皆様が,社会科授業に対する自身の見方・考え方を働かせながら,一歩ずつ個性ある授業ができるように創意工夫を重ねていく手がかりとして,本書がお役に立てば幸いです。
2021年2月 /木村 博一
本書の特典は、下記よりダウンロードできます。
※下表のをクリックするとダウンロードが始まります。
本書に掲載されているユーザー名とパスワードを入力してダウンロードしてください。
@学校のイラスト素材
内容 | ファイル名 | サイズ | |
---|---|---|---|
イラストカット (主に小学校低学年) |
illust_tei.zip | 19,393KB | |
イラストカット (主に小学校中・高学年) |
illust_chukou.zip | 21,778KB |
A社会科プリント・データ素材集
内容 | ファイル名 | サイズ | |
---|---|---|---|
地図ワーク(PDF、Word) | chizuwork.zip | 1,239KB | |
主体的ワークシート | worksheet.zip | 261KB | |
地図のうた | chizunouta.zip | 162KB |
B授業で使える白地図・イラスト
Cイラスト素材2023年春追加分
内容 | ファイル名 | サイズ | |
---|---|---|---|
イラストカット (カラー、グレー、ぬり絵) |
illust_cut.zip | 35,270KB |
※PDFファイルの閲覧には Adobe Reader等が必要となります。
このシリーズは、算数や国語などで購入していて、板書レイアウトがシンプルで分かりやすいので、気に入っています。
コメント一覧へ