- 本書の活用にあたって /藤井 英之
- 【第1部】世界と日本の地域構成 基礎基本用語57
- 〈第1章〉 世界の地域構成 基礎基本用語33
- 1.地球儀と世界地図 ~10の基礎基本用語~ /園山 真司
- (1) 基礎基本用語
- (2) 様々な図法と学習の定着を図るワークシート
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 2.世界の時刻 ~9つの基礎基本用語~ /藤井 英之
- (1) 基礎基本用語
- (2) おすすめ授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 3.世界の地域区分 ~14の基礎基本用語~ /藤井 英之 /宮崎 正康 /園山 真司
- (1) 基礎基本用語
- (2) 発展学習&選択学習のための読みもの資料
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- (5) ウォーミングアップワーク
- 4.世界の主な国々 ~世界の主な国々60カ国~
- Ⅰ.アジアの国々 ~アジアの主な国々20カ国~ /藤井 英之
- (1) 基礎基本用語
- (2) おすすめ授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- Ⅱ.ヨーロッパとCISの国々 ~ヨーロッパとCISの主な国々20カ国~ /嶋田 卓幸
- (1) 基礎基本用語
- (2) ヨーロッパをながめて
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- Ⅲ.アングロ・ラテンアメリカの国々 ~アメリカ大陸の主な国々10カ国~ /嶋田 卓幸
- (1) 基礎基本用語
- (2) アメリカ大陸をながめて
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- Ⅳ.オセアニアとアフリカの国々 ~オセアニア・アフリカの主な国々10カ国~ /園山 真司
- (1) 基礎基本用語
- (2) 授業づくりの視点
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 〈第2章〉 日本の諸地域 基礎基本用語24
- 1.日本の位置と領域 ~10の基礎基本用語~ /今出 和史 /藤井 英之
- (1) 基礎基本用語
- (2) 発展学習&選択学習のための読みもの資料
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 2.都道府県の構成 ~2つの基礎基本用語~ /園山 真司
- (1) 基礎基本用語
- (2) 47都道府県の定着方法
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 3.日本の地域区分 ~12の基礎基本用語~ /園山 真司 /中村 幸一
- (1) 基礎基本用語
- (2) 多様な地域区分と読みもの資料
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 【第2部】地域の規模に応じた調査 基礎基本用語89
- 〈第1章〉 身近な地域の調べ 基礎基本用語9
- 1.地形図の約束(1) ~6つの基礎基本用語~ /園山 真司
- (1) 基礎基本用語
- (2) 授業を楽しく進めるためのワークシート
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 2.地形図の約束(2) ~3つの基礎基本用語~ /藤井 英之 /園山 真司
- (1) 基礎基本用語
- (2) 地形図活用の技能とワークシート
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 〈第2章〉 都道府県の調べ 基礎基本用語33
- 1.調べのための社会科用語 ~10の基礎基本用語~ /藤井 英之 /嶋田 卓幸
- (1) 基礎基本用語
- (2) 統計資料を活用した授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 2.東京都 ~13の基礎基本用語~ /藤井 英之 /嶋田 卓幸
- (1) 基礎基本用語
- (2) 発展学習の授業づくりとおすすめ授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 3.大阪府 ~10の基礎基本用語~ /大杉 正昭 /藤井 英之 /嶋田 卓幸
- (1) 基礎基本用語
- (2) 定着テストを活用した授業と単元展開
- (3) すぐ使える定着テストの実例(1)
- (4) 解答と評価の目安(1)
- (5) すぐ使える定着テストの実例(2)
- (6) 解答と評価の目安(2)
- 〈第3章〉 世界の国々の調べ 基礎基本用語47
- 1.アメリカ合衆国 ~12の基礎基本用語~ /嶋田 卓幸 /宮崎 正康
- (1) 基礎基本用語
- (2) 定着テストを活用した授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 2.中華人民共和国 ~20の基礎基本用語~ /嶋田 卓幸 /藤井 英之
- (1) 基礎基本用語
- (2) 定着テストを活用した授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 3.EU ~15の基礎基本用語~ /嶋田 卓幸
- (1) 基礎基本用語
- (2) おすすめ授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 【第3部】世界と比べて見た日本 基礎基本用語94
- 〈第1章〉 自然から見た日本の地域的特色 基礎基本用語57
- 1.世界と日本の地形(1) ~12の基礎基本用語~ /園山 真司 /南畑 好伸 /藤井 英之
- (1) 基礎基本用語
- (2) 発展学習&選択学習のための読みもの資料
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- (5) ワークシート
- 2.世界と日本の地形(2) ~29の基礎基本用語~ /藤井 英之 /南畑 好伸 /嶋田 卓幸
- (1) 基礎基本用語
- (2) 自己評価を入れたワークシートと授業の進め方
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 3.世界と日本の気候 ~16の基礎基本用語~ /園山 真司
- (1) 基礎基本用語
- (2) 学習の定着を図るワークシート
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- (5) 単元確認テスト
- 〈第2章〉 人口から見た日本の地域的特色 基礎基本用語8 /大杉 正昭
- (1) 基礎基本用語
- (2) 基礎的・基本的な内容の学習と発展学習をつなぐ定着テスト
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- (5) 発展学習&選択学習のための読みもの資料
- 〈第3章〉 資源・産業から見た日本の地域的特色 基礎基本用語19
- 1.資源と工業 ~7つの基礎基本用語~ /園山 真司 /中村 幸一
- (1) 基礎基本用語
- (2) 資源を学習する基本的な考え方
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 2.農業と漁業 ~7つの基礎基本用語~ /園山 真司 /藤井 英之
- (1) 基礎基本用語
- (2) おすすめ授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 3.産業と環境問題 ~5つの基礎基本用語~ /藤井 英之 /南畑 好伸
- (1) 基礎基本用語
- (2) おすすめ授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 〈第4章〉 生活・文化から見た日本の地域的特色 基礎基本用語7 /林原 和彦
- (1) 基礎基本用語
- (2) おすすめ授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 〈第5章〉 地域間の結びつきから見た日本の地域的特色 基礎基本用語3 /林原 和彦
- (1) 基礎基本用語
- (2) 単元の導入授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- 〈第6章〉 様々な特色を関連付けて見た日本 /大杉 正昭
- (1) 基礎基本用語
- (2) おすすめ授業
- (3) すぐ使える定着テストの実例
- (4) 解答と評価の目安
- [基礎基本用語240一覧]
- 本書の編集を終えて /藤井 英之
本書の活用にあたって
/藤井 英之
「先生,今度いつ定着テストをするの,早くやりたい」
「定着テスト,おもしろかった。バッチリできたし,次も楽しみだ」
どのクラスからもこのような声がたくさん聞こえる。テストをすることに中学生が熱中する。定着テストが配られると,生徒の目が輝く。定着テストと向かい合ったとき,生徒は思わず笑みをこぼす。
また,用語の定着率を定期テストでみると,定着テストをしていない問題の正答率が約60%であったのに対して,定着テストを行った問題の正答率は75%を超えていた。
本書は,「おどろき,たのしみ,そして意欲」をコンセプトに,従来のテストがもつ堅苦しいイメージを砕いた。
「おどろき,たのしみ」が,生徒のテストへの「意欲」を高め,基礎基本用語の確実な定着を図ることができる。
本書は,「中学校学習指導要領」(平成10年)の内容の項目に準拠し,3部11章,28のユニットからなっている。
各ユニットは,「(1) 基礎基本用語」,「(2) ワークシート・授業の概要・資料等」「(3) すぐ使える定着テストの実例」,「(4) 解答と評価の目安」を原則として,ユニットによって若干のバリエーションを加えている。
本書は,定着テストとしての活用だけでなく,単元展開の際にも活用できる。
例えば,基礎基本用語を単元の導入で示し,生徒にその意味を調べさせる。意味調べは,その基礎基本用語を一行で説明するように指示する(1時)。
さらに,学習班で一行説明を検討させる。1時間の調べで一行説明・検討できる用語の数は12程度である(2時)。
そのあと,基礎的基本的な内容の学習や調べ学習を行う。そして,定着テストでもう一度用語の学習へ戻る(3・4時)。
このあと,発展学習に進む(5・6時)。
定着テストを単元のまとめとして活用する場合が多いと考えられるが,このように定着テストは,基礎的基本的な内容の学習と発展学習をつなぐパイプとしても活用できる。
本書の基礎基本用語の定着テストを,さまざまな形で活用していただきたい。
-
- 明治図書