- はじめに
- 本書の使い方
- 第1章 授業づくりのポイント
- 1 理科授業運営ビジュアルガイド
- 2 4年生の理科の特徴
- 第2章 365日の全授業 4年
- 季節と生物 全14時間
- 単元について
- 第1時 春の生き物を調べよう
- 第2時 校庭の生き物を調べよう
- 第3時 草むらや池にはどんな生き物がいるか調べよう
- 第4時 タネをまいて育てよう
- 第5時 植物の成長を記録しよう
- 第6時 夏の校庭の生き物は春とくらべてどう変化しているか
- 第7時 夏の草むらや池・木のまわりの生き物は春とくらべてどう変化しているか
- 第8時 植物の成長
- 第9時 花のちがいを見つけよう
- 第10時 秋には校庭の木やそのまわりの生き物はどう変化しているか
- 第11時 秋には草むらや池のまわりの生き物はどう変化しているか
- 第12時 秋にはヘチマはどう変化しているか
- 第13時 冬の生き物の様子を調べる
- 第14時 冬の樹木を調べよう
- 教材研究のポイント
- 天気と気温 全9時間
- 単元について
- 第1時 1日の最高・最低気温は何時ごろだろう
- 第2・3時 天気の決め方を知って気温を正しくはかろう
- 第4時 百葉箱のつくりを調べよう
- 第5・6時 晴れとくもりや雨の日の気温のちがいを調べよう
- 第7時 記録温度計のデータから天気をはん別しよう
- 第8・9時 晴れた日の気温と太陽高度との関係を調べよう
- 教材研究のポイント
- 雨水の行方と地面の様子 全9時間
- 単元について
- 第1時 雨上がりの地面の様子を調べよう
- 第2・3時 雨水の流れと地面のかたむきの関係を調べよう
- 第4時 水たまりができる場所の様子を調べよう
- 第5時 水たまりと土のつぶの大きさを調べよう
- 第6・7時 土のほ水力と水害との関係を調べよう
- 第8・9時 土の種類ときゅう着力との関係を調べよう
- 教材研究のポイント
- 月と星 全6時間
- 単元について
- 第1時 三日月の動きを調べよう
- 第2時 半月の動きを調べよう
- 第3時 満月の動きを調べよう
- 第4時 北の空の星の動きを調べよう
- 第5時 南の空の星の動きを調べよう
- 第6時 冬の星座の動きを調べよう
- 教材研究のポイント
- ヒトの体のつくりと運動 全5時間
- 単元について
- 第1時 体のつくりについて考えてみよう
- 第2時 うでや手はどこで曲げられるか
- 第3時 うでや手以外に曲げられる所は体のどんな部分か
- 第4時 きん肉のはたらきを調べよう
- 第5時 他の動物の体のしくみ
- 教材研究のポイント
- 電流のはたらき 全9時間
- 単元について
- 第1時 回路を電気図記号でかこう
- 第2時 けん流計の使い方を学ぼう
- 第3・4時 かん電池2個のつなぎ方と豆電球の明るさを調べよう
- 第5・6時 直列つなぎと電流の大きさを調べよう
- 第7・8時 へい列つなぎと電流の大きさを調べよう
- 第9時 直列・へい列つなぎとモーターの回転との関係を調べよう
- 教材研究のポイント
- とじこめた空気と水 全9時間
- 単元について
- 第1時 見えない空気を見つけよう
- 第2時 ふくろやボールの中の空気を調べよう
- 第3時 空気鉄砲を飛ばそう@
- 第4時 空気鉄砲を飛ばそうA
- 第5時 つつの中の空気のせいしつを調べよう
- 第6時 つつの中の水のせいしつを調べよう
- 第7時 つつの中の空気と水のせいしつを調べよう
- 第8・9時 空気砲,水鉄砲,水ロケットで遊ぼう
- 教材研究のポイント
- 物の体積と温度 全12時間
- 単元について
- 第1・2時 空気をあたためるとどうなるか
- 第3・4時 空気を冷やすとどうなるか
- 第5・6時 空気の体積が変わるのはなぜか
- 第7・8時 水をあたためると体積は変わるか
- 第9・10時 金ぞくをあたためると体積は変わるか
- 第11・12時 物の体積と温度をまとめよう
- 物のあたたまり方 全14時間
- 単元について
- 第1・2時 金ぞくぼうのあたたまり方@(水平・上向き)
- 第3時 金ぞくぼうのあたたまり方A(下向き)
- 第4・5時 金ぞくぼうのあたたまり方B(クランク・輪)
- 第6・7時 金ぞく板のあたたまり方@(四角形)
- 第8時 金ぞく板のあたたまり方A(コの字形)
- 第9時 試験管の水のあたたまり方
- 第10・11時 ビーカーの水のあたたまり方
- 第12時 空気はどのようにあたたまるか
- 第13・14時 教室の空気の温度をはかろう
- 水のすがたと温度 全12時間
- 単元について
- 第1時 水を熱して観察しよう
- 第2・3時 水を熱すると100℃になるか
- 第4・5時 あわの正体は何なのだろうか
- 第6時 かんペチャで遊ぼう
- 第7・8時 水を冷やすと0℃になるのか
- 第9・10時 氷は何度でとけるのか
- 第11・12時 アイスキャンデーをつくろう
- 執筆分担
はじめに
本書は,明治図書『365日の全授業』シリーズの理科編です。たいへん好評を博している既刊本同様,忙しい先生方が授業前にパッと目を通すことでいい授業ができることを目指しました。板書とイラストで毎時間の授業内容をつかみやすくし,2色刷りで授業の工夫やアイデアがひと目でわかるようにしました。また「GIGAスクール構想」で注目されているICTの利活用についてもコーナーをつくって取り上げるようにしました。
本書の3名の著者はこれまでに,問題解決的な理科授業の流れを児童のノートの形で示した『文系教師のための理科授業note』(2005),板書で授業内容を直感的に表した『文系教師のための理科授業板書モデル』(2014),そのまま印刷して使えるをモットーにした『文系教師のための理科授業ワークシート』(2019)を著してきました。これらに共通することはベテランのノウハウをすべての教師のためにシンプルにまとめた点にあります。小学校の先生の多くは文系出身であり,理科に苦手意識をもたれている方も少なくはありませんが,そのような先生方にこそ本書を手に取っていただきたいと願っています。
これまで,その時々の学習指導要領に合わせて,新しく開発した教具や指導方法を取り入れてきました。今回の目玉はICTです。黒船のように到来した「GIGAスクール構想」に困惑されている先生もいらっしゃることと思いますが,取り入れてみるとICTは教育を大きく変える宝の山でもあります。著者の一人である國眼は早くからICTを利用した理科授業を実践しており,その成果が高く評価され数多くの賞を獲っていますが,本書では決してマニアックな提案を目指してはいません。むしろ多くの先生方がこれまで行ってきた授業実践をベースとして,それをICTの力で支援しようというアナログとデジタルの融合を目指しています。これまでやってきた普通の授業にひと手間加えることで児童の理解を格段に進めたり,広い視野で考えることができるようにしたり,さらには教師の時間と労力を削減する方法なども提案しています。
理科嫌いが問題だといわれて久しいですが,子供たちは決して理科嫌いではありません。何が問題なのかを意識させ,自分なりの予想を立てて友達と意見をぶつけ合い,最後は実験ではっきりさせる。そんな基本的な学びの場を保障してあげることができれば,子供たちは理科好きになるのです。先生自身が授業に自信をもち,理科を好きになってくれることを願ってやみません。
最後になりましたが,本書の編集にあたりご尽力いただいた明治図書出版社編集部の皆様に心より感謝申し上げます。
2022年1月 /福井 広和・國眼 厚志・高田 昌慶
本書の特典は、下記よりダウンロードできます。
※下表のをクリックするとダウンロードが始まります。
本書に掲載されているユーザー名とパスワードを入力してダウンロードしてください。
@学校のイラスト素材
内容 | ファイル名 | サイズ | |
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イラストカット (主に小学校低学年) |
illust_tei.zip | 19,393KB | |
イラストカット (主に小学校中・高学年) |
illust_chukou.zip | 21,778KB |
A理科プリント・データ素材集
内容 | ファイル名 | サイズ | |
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主体的ワークシート | worksheet_4.zip | 12,045KB | |
プログラミングワークシート・授業展開例 | programming.zip | 3,467KB |
Bイラスト素材2023年春追加分
内容 | ファイル名 | サイズ | |
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イラストカット (カラー、グレー、ぬり絵) |
illust_cut.zip | 35,270KB |
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