- はじめに
- 第1部 理論編
- 第1章 テクノロジーを活用した数学教育
- 1.1 数学教育におけるテクノロジー活用の歴史的変遷
- 1.2 数学教育における実験・観察アプローチとビジュアライゼーション
- 1.3 国内外の数学教育におけるテクノロジーの利用とカリキュラム改革
- 1.4 おわりに〜テクノロジー利用の留意点は何か〜
- 第2章 数学と実現象との関連づけを重視した実験・観察アプローチ
- 2.1 数学と実現象との関連づけの重要性
- 2.2 従来の実験・観察アプローチの欠点
- 2.3 テクノロジー活用の方法と具体例
- 第3章 数学内の関連づけを促す実験・観察アプローチ
- 〜表現変更型推論による仮説検証型探究を通して〜
- 3.1 表現変更型推論
- 3.2 表現変更型推論によって実現される数学内容の関連づけ
- 3.3 作図,グラフ表示による新しい問題設定
- 第2部 実践編
- 第4章 現象の実践・観察アプローチ
- 4.1 日常的な事象の観察から関数の概念を知る
- 4.2 一定の速さで歩いた様子を1次関数でモデル化する
- 4.3 だんだん速くなるVS変化の割合一定
- 4.4 音階による指数の探究
- 4.5 君は音を見たことがあるか?
- 4.6 コーヒーはどんなふうに冷めていくの?
- 第5章 関数の実験・観察アプローチ
- 5.1 グラフから数値への視点の育成をねらいとした2次関数の指導
- 5.2 2次関数の問題設定をすると
- 5.3 2次関数をたばねて観察してみると
- 5.4 おや? 三角関数を電卓に入力すると
- 5.5 微分の前に多次関数を!
- 5.6 実導関数の定義の必然性を探ると
- 5.7 関数族として関数の極限や極値・変曲線の変化を観察すると
- 5.8 任意方程式の解を求めようとすると?
- 5.9 いろいろな曲線における極方程式の指導
- 結びにかえて
-
- 明治図書
- 場面からの問題作成3部作の第3作。テクノロジーを利用した場合の問題作成方法が整理されている。2011/8/26