- はじめに
- 3年生 各単元のクイズ型発問
- 1 植物の育ちと体をしらべよう(種と発芽)
- 2 モンシロチョウは不思議がいっぱい(チョウの一生)
- 3 花と実をしらべよう(草花の一生)
- 4 昆虫をしらべよう(昆虫の体と育ち)
- 5 光で遊んじゃおう(物の性質)
- 6 日なたと日かげを比べよう(日なたと日かげ)
- 7 電気で明かりをつけよう(物の性質)
- 8 磁石の不思議を見つけよう(物の性質)
- 4年生 各単元のクイズ型発問
- 1 生き物生き生き「春クイズ」!(春の生き物)
- 2 「電気の働き」っておもしろい!(電気の働き)
- 3 暑さに負けずに「夏クイズ」!(夏の生き物)
- 4 夏の夜空をながめてみよう(夏の月と星)
- 5 空気や水の性質を調べよう(空気と水)
- 6 実りの秋!生き物たちを調べよう(秋の生き物)
- 7 物の温度とかさを調べよう(温度と物の変化)
- 8 冬の夜空をながめてみよう(冬の夜空)
- 9 寒い冬……どう過ごしているの?(冬の生き物)
- 10 物のあたたまり方を調べよう(温度と物の変化)
- 11 水の変身!水の不思議を探れ(温度と物の変化)
- 5年生 各単元のクイズ型発問
- 1 植物の成長は不思議がいっぱい!(発芽と成長)
- 2 メダカについて追究しよう(動物の誕生)
- 3 不思議がいっぱい!「ヒトの誕生」(動物の誕生)
- 4 「花から実へ」……実りの季節(花と実)
- 5 お天気クイズで楽しもう!(天気の変化)
- 6 「てこ」って便利だね!(てんびんとてこ)
- 7 「川の流れ」ってすごいね!(流れる水)
- 8 物の溶け方を調べよう(物の溶け方)
- 9 「おもりの働き」っておもしろいね!(おもりの働き)
- 10 ふりこの秘密について調べよう(おもりの働き)
- 6年生 各単元のクイズ型発問
- 1 物の燃え方と空気を調べよう(物の燃える時)
- 2 「体の働き」って不思議だね!(ヒトや動物の体)
- 3 植物の体は「バイオ工場」!(生物と環境)
- 4 水溶液の性質について調べよう(水溶液の性質)
- 5 大地のでき方って不思議だね!(大地の様子)
- 6 火山と大地の変化を調べよう(大地の様子)
- 7 地震ってこわいね!(大地の様子)
- 8 電磁石の働きについて調べよう(電磁石の働き)
- 9 「環境」は大切だね!(生物と環境)
- おわりに
はじめに
授業の中で子どもたちが生き生きと目を輝かせて活動する……。理科は,そのような教科でなければいけないと思います。
そのためには,ネタが面白くなくてはなりません。
楽しい授業を作るための一助としていただきたい,そんな願いから,拙著を執筆させて頂きました。
また,楽しい中にも「基礎・基本」など,押さえなければならない点も考慮したつもりです。
思えば,この本を書くきっかけは,以前「楽しい理科授業」誌(明治図書)に「理科クイズで発問作り」と題して,1年間連載させて頂いたことが元になりました。
しかし,先の連載はトピック的なものでした。本としての体裁を整えようとすると,理科全学年全単元を書かなければならず,資料の調査など思った以上に大変でした。
また,素人なりにイラストも挑戦しました。これも苦労しました。
さて,本著は,次のような使い方が考えられます。
・導入時に配り,できるものをし,興味付けをする。(単元終了時に,もう一度同じものをしてもよい。)
・授業の復習や発展として,単元の最後にする。(どれだけできるか,図書室で調べ学習としてさせてもおもしろい。調べることができたら,教師のところへ持って来させて,○をつけてやったり,シールをはってやったりしても喜ぶ。)
・この中のクイズを「発問」としていくつか使う。
・時間があったら,色ぬりをさせる。
要は,使われる方が,それぞれの方法で学級に合ったやり方で使って頂けたらと考えます。
クイズの内容については,どうしても「三択」にならなかったものもあります。また,内容の関係上,問題が3ページ,答えが1ページとなった単元もありますが,ご了承ください。
また,ずいぶん時間がかかりましたが,数回にわたり内容について調べました。観察や実験についても,疑問があるものについては調べ直しました。しかし,中には不十分なものがあるかもしれません,御指導御批判頂けたらありがたいです。
本著が,いささかなりとも読者の皆様のお役に立てれば幸いです。
/森 康行
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- 明治図書
- 其々の単元の面白問題が沢山紹介されている。少し改良して単元の学習に入る前のレディネスのように使ったりもできます。2020/3/1060代・理科専科