英語授業改革双書38
“英語の歌”で英語好きにするハヤ技30

英語授業改革双書38“英語の歌”で英語好きにするハヤ技30

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「英語の歌」で力をつける!/「英語の歌」で英語が好きになる!−授業を活性化する楽しい仕掛け/歌のシラバスをつくろう/心が動く教材をつくる−歌の指導を発展させて


復刊時予価: 2,959円(税込)

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-718805-3
ジャンル:
外国語・英語
刊行:
9刷
対象:
中・高
仕様:
A5判 216頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

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まえがき
第1章 「英語の歌」で力をつける!
1.歌は格好の音読教材―歌えるようにするコツ―
(1) なぜ歌えないのか
(2) 音読できない歌は歌えない
(3) Phonicsとタイアップする
(4) 意味を考えながら歌い,筆写する
(5) 教師が日本語の訳でリードする
2.「聞き取り」はどの子も挑戦したくなる―体感できるようにするコツ―
(1) 「聞き取り」で集中させるコツ
(2) カードを使って遊び感覚で
(3) チャレンジングな「聞き取り」のタスク
3.「読み取り」は英語の歌の醍醐味―読み取りのタスクをつくるコツ―
(1) 「エボニーとアイボリー」は何のこと?
(2) 「カントリー・ロード」の主人公はどこにいる?
(3) 「この素晴らしき世界」は何が素晴らしいのか?
(4) 「トゥルー・カラーズ」はなぜ複数形なのか?
(5) 「素敵な16才」の2人はこれからどこへ行く?
(6) 「ソウ・マッチ・イン・ラブ」の“I do”とは何をするのか?
(7) 辞書を使って異文化に関する単語を調べよう
(8) 自学の力を育てる「読み取り」のタスク
4.英語の歌を自己表現や「スピーチ」の題材に
(1) 歌詞を変えて深まりのある自己表現を
(2) コンピュータ室でスピーチ大会
5.英語の歌を「テスト」に出題する
(1) 遊び心のイントロあてクイズ
(2) 穴埋め問題をつくるコツ
(3) 初めての曲を聞き取ろう
(4) 一番好きな曲を選び,具体的にその理由を書こう
(5) 一番好きな曲を選び,DJになったつもりで紹介しよう
(6) 3曲選んで,覚えているスタンザを英語で書こう
6.感性を育てる決め手は歌を訳す体験
第2章 「英語の歌」で英語が好きになる!
―授業を活性化する楽しい仕掛け―
1.Opening songとClosing songで授業がピタッと決まる
2.「オール・リクエスト・アワー」を計画しよう
3.教師仲間の思い出の曲を特集する
4.ビデオ・クリップで楽しもう
5.“We Are the World”,“Heal the World”のビデオを使って
6.明日は「カラオケ大会」
7.「カラオケ・パフォーマンス」をビデオに撮ろう
8.ALTが校内放送の人気DJになった!
9.ポスターを使った特設の時間
10.困ったときはビートルズ!
11.「今月の歌」からの脱皮
12.10分テープを利用しよう
13.MDは英語の授業を変える!
14.教科書が変われば教師も変わる
15.夏休み前の "Fun Fun Time"
16.クリスマスは特別番組で
17.グローバルなトピックは知的好奇心を高める
第3章 歌のシラバスをつくろう
1.全ては年間指導計画づくりからスタートする
(1) これが3年間のシラバスだ
(2) 英語の歌の冊子をつくっている学校
2.歌にも不易と流行がある
3.歌詞をデータ化しよう
4.歌のリソースはどこから?
(1) 生徒のリクエストを生かす
(2) 同僚や保護者からアンケートをとる
(3) CDショップの店主と仲良くなる
(4) ラジオ番組やテレビ番組を利用する
(5) 音楽雑誌を利用する
(6) インターネットを利用する
第4章 心が動く教材をつくる
―歌の指導を発展させて―
1.なぜ卒業文集(詩集)をつくるのか?
2.私の文集変遷史
(1) 1981年秋。すべてはそこから始まった
(2) 生きた小学校での経験
(3) 夢の実現に向けて
(4) 私を変えた作品
(5) ある編集長のつぶやき(スタイルの変更)
(6) テーマ・パークのように
(7) 文集づくりは教材づくり
【コラム】ハード・カバーの卒業文集を読み解く /中村 智子
3.学校中が詩でいっぱい
4.語感を育むために
5.作品をバージョン・アップさせるコツ
6.読み手の立場になる
(1) 人はどんな時に読みたくなるのか
(2) 保護者の視点から学ぶ
7.聞き手の立場になる
8.こだわりをつくるコツ
9.なぜ子どもたちは文集づくりを支持するのか
10.生徒の作品を教材にする
あとがき

著者発のメッセージ

 ○授業で英語の歌を使う先生が増えています。

  素敵なことです。心からそう感じます。

  子どもたちは歌が大好きだからです。

  英語の歌を歌うことで,英語を身近に感じます。

  歌えるようになると,英語がどんどん好きになっていきます。


 ○教科書はなかなか覚えられなくても,歌ならすぐに覚えられます。

  不思議です。なぜでしょう。

  それは「右脳」を使うからです。

  英語が音と一緒にイメージで脳裏に焼き付けられるからです。

  これを英語学習に利用しない手はありません。


 ○英語の歌詞は発展性のある優れた教材です。

  聞き取り,読み取り,自己表現など,発展のさせ方は,それこそ教師のアイデア次第で限りなく生まれてきます。


 ○歌は,授業を生き生きとさせるmagic wand(魔法の杖)です。

  ただ,その魔法の杖を使うには,ちょっとだけコツがいります。

  それをマスターすれば,あなたもマジシャンになれます。

  この本では,読者のみなさんが,明日からでもマジシャンになれるように,いろんな技と仕掛けをご紹介してみました。

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      明治図書

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