- まえがき
- 本書の特長と使い方
- 初めての授業・あいさつ
- 1 初めての授業:初めての授業4つのアイデア
- 1.リラックスさせながら英語で授業を始める/2.自己紹介クイズ/3.イントロクイズ/4.いきなり英語で名前を書く
- 2 あいさつ:英語であいさつできるかな?
- アルファベット
- 3 アルファベット@:アルファベットの書き方指導
- 4 アルファベットA:アルファベットの発音
- 5 アルファベットB:アルファベット迷路
- 6 アルファベットC:アルファベットサッカー
- 7 アルファベットD:アルファベットを探せ
- 8 アルファベットE:アルファベットカルタ
- 9 アルファベットF:アルファベット雑学
- 英語授業トピックス1 便利な小道具 @イラスト素材集&Aミシン目カッター
- 数字
- 10 数字をマスター@:Your telephone number, please!
- 11 数字をマスターA:Let’s try! 1から100まで
- 12 数字をマスターB:だんご虫ゲームT(数字編)
- 辞書
- 13 辞書を使おう:辞書を使おう・辞書を汚そう
- 曜日/四季/月
- 14 曜日の名前:水曜日ならべ
- 15 四季の名前:四季折々カルタ
- 16 月の名前:月の名前をマスターしよう
- I am(I'm)〜. / Are you〜?
- 17 I am(I’m) 〜. @:I am だれだれ ビンゴ.
- 18 I am(I’m) 〜. A:Let’s enjoy! I’m 〜. 名刺交換してみよう
- 19 Are you 〜?:アニマルビンゴ
- 代名詞
- 20 代名詞@:私(I)探しのゲーム
- 21 代名詞A:これで一発!人称代名詞格変化・指示代名詞一覧+be動詞対応表
- 英語授業トピックス2 デジタル機器@カラープリンターを使う
- This is 〜. /be動詞疑問文
- 22 This is 〜. :This is my dog.
- 23 be動詞疑問文(Is this 〜?)@:Is this your dog?
- 24 be動詞疑問文(Is 〜?) A:Is your card white?
- 25 be動詞疑問文(Is that 〜?)B:シルエットクイズ
- 一般動詞疑問文
- 26 一般動詞疑問文(Do you 〜?)@:Do you like sukiyaki?
- 27 一般動詞疑問文(Do you 〜?)A:Do you watch 〜?
- 三単現のs
- 28 三単現のs@:ペット紹介
- 29 三単現のsA:だんご虫ゲームU(三単現のs編)
- 30 複数形のs,三単現のs,所有格のs:まとめて整理!! いろんな“s”
- What is this?
- 31 What is this?@:デジタルカメラでWhat is this?
- 32 What is this?A:What is this? A dog, a fox or a wolf?
- 33 What do you 〜?:What do you 〜?で仲間探し
- その他の表現
- 34 命令文:コマンド・ゲーム
- 35 Let’s 〜.:Let’s play baseball!
- 36 道案内:Tell me how to get there!
- 37 or:Do you eat A or B?
- 38 Can you 〜?:Can you ski?
- who, whose, where, which, whenを使った表現
- 39 Who:Who is he(she)? (Guess Who Game)
- 英語授業トピックス3 デジタル機器Aデジタルカメラやパソコン効果音を使う
- 40 Whose 〜?@:Whose pet is this?
- 41 Whose 〜?A:Whose desk is this?
- 42 Where 〜?@:手品でWhere 〜?
- 43 Where 〜?A:あなたのステッカーどこにある?
- 44 Which do you 〜?:Which do you watch, A or B?
- 45 When 〜?:誕生月,いつ?
- How〜を使った表現
- 46 How many 〜?@:魔法の小箱
- 47 How many 〜?A:How many apples do you have?
- 48 How many 〜?B:How many books do you have?
- 49 How much 〜?:How much is 〜? (ハンバーガーショップ・うどん屋バージョン)
- 英語授業トピックス4 デジタル機器Bパソコンでプレゼンテーションソフトを使う
- 現在進行形
- 50 現在進行形@:シルエットでWhat is he(she) doing?
- 51 現在進行形A:デジタルビデオでWhat is he(she) doing?
- 英語授業トピックス5 デジタル機器Cカラーコピー機を使う
- 一般動詞の過去疑問文
- 52 一般動詞の過去疑問文@:Did you watch 〜 last Sunday?
- 53 一般動詞の過去疑問文A:Did you watch a witch yesterday?
まえがき
英語教師を取りまく環境には厳しいものがある。
国際化の時代にあって,実践的な英語の能力を身につけさせなければならない,話せる英語を学ばせなければならない,など,一英語教師としては,思わず身のすくんでしまう思いのする言葉が頻々に言われている。
社会科嫌いをなくさなければならない,という言葉はあまり聞かないが,英語嫌いをなくさなければならない,という言葉は,なぜか人々の口の端にのぼることが多い。時代の要請とはいえ,なかなかシビアである。
10年ほど教師として英語を教えてきた私はといえば,必ずしも生徒全員が英語を好きになったり,話せるようになったりする必要はないのでは…と考えている。国語や美術を好きでない生徒がいるように,英語を苦手だと感じる生徒がいることは不自然なことではない。全員が50m走を7秒台で走らなければならないとは誰も言わないように,私は,誰もが英語を使えるようにならなければならないとは思わない。
私が,英語教師として自分のできることは何かと思いをめぐらせている間にたどりついたのは,英語が苦手になる生徒がいるのは仕方がないが,英語の授業は嫌いにさせないように努力したいということである。
具体的には,
・できるだけ理解しやすく説明する努力をすること
・外国語に興味を持つ雰囲気を作り出す(外国語を学ぶ雰囲気を学ばせる)努力をすること
である。結果として,英語が苦手になったり,嫌いになったりする生徒がいても,それは仕方のないことだ。教師としてできる範囲というのは,多数の生徒に,「英語は苦手だけど,授業は興味深い」とか,「英語は嫌いだけど,授業は嫌じゃない」と言わせる努力である。
そのような考えに立ち,これまでに蓄積したノウハウを本としてまとめることになった。さまざまな人や書物からヒントを得たアイデアも多く,自分の名前でまとめることに抵抗もあった。けれども,先のような自分の考え方を盛り込みつつ形にしたことで,ヒントを下さった方々に感謝しつつ,本書を出す意義を自分に納得させている次第である。とりわけ英語教師として30年以上公立中学校に勤めた父のアドバイスなしには,本書を書くことはできなかったであろう。この場を借りて感謝したい。
2007年9月 /笹 達一郎
クラスワークやペアワークなど様々な活動が紹介されているところもよかったのですが、各活動が15分程度なのも使いやすかったです!2、3年もぜひ購入したいと思いました。
今まで、この表現を使った活動というと、生徒本人のことについて尋ねるものをやっていたのですが、このゲームは生徒1人1人の好きなもの、持っているものなどがあらかじめ決められています。
なので、普段、質問しても考え込んで返事をしなかった子も、楽しく取り組むことができたようです。良かったです!
毎日、生徒指導や部活で授業準備の時間が思うように作れず困っていたところ、この本に出会いました。
コピーしてすぐ使えるワークシートはとても便利です!
また、授業でどうやって生徒に指示をするか、実際の会話文が載っているので、まだ慣れない私には大変助かります!
実は今日、早速授業でやってみたんです。
いつもと違って生徒の食いつきが良かったです!