- まえがき
- 本書の特長と使い方
- いろいろな表現
- 1 天気:How is the weather in Tokyo?
- 2 体調:I had a stomachache last Sunday.
- 序数
- 3 序数@:序数を書く
- 4 序数A:誕生日はいつでしょう
- 一般動詞過去形
- 5 不規則動詞@:不規則動詞一覧表
- 6 不規則動詞A:ババ抜き
- be動詞
- 7 be動詞過去形(was):簡単な小説でbe動詞の導入
- 8 be動詞過去形(were):Where were you last year?
- 名詞・代名詞
- 9 代名詞:これで一発!人称代名詞格変化・指示代名詞一覧+be動詞対応表
- 10 名詞:Sazae is Namihei’s daughter.
- 過去進行形
- 11 過去進行形@:Q&Aサバイバル・ゲーム
- 英語授業トピックス1 小道具@ マジック管理法&パーティーグッズ
- 12 過去進行形A:Were you watching TV last night?
- 助動詞
- 13 Will you 〜?@:Will you go to Hawaii this summer?
- 14 Will you 〜?A:Will you tell me your blood type?
- 英語授業トピックス2 小道具A 古いビデオカメラ&ラミネーター
- 15 Would you 〜 ?:Would you tell me your blood type?
- 16 must, have to:コマンド・ゲーム
- 17 Can you 〜 ?:Can you tell me the way to 〜?
- 18 助動詞いろいろ:助動詞カルタ
- be going to 〜
- 19 be going to 〜@:Othello!
- 20 be going to 〜A:Are you going to watch 〜?
- to不定詞
- 21 to不定詞(名詞的用法)@:to不定詞カルタ
- 22 to不定詞(名詞的用法)A:Your job in the future!
- 23 to不定詞(副詞的用法)@:Did you go to Hokkaido to ride a horse?
- 24 to不定詞(副詞的用法)A:Mr. Sasa went to Tokyo to eat lunch.
- 25 to不定詞(形容詞的用法):Do you have anything to eat?
- 比較表現
- 26 比較@(比較級,最上級):自画像でtall - taller - tallest
- 27 比較A(比較級,最上級):Which do you like better, English or math?
- 28 比較B(比較級):あみだでGuess
- 29 比較C(比較級more):キャラクター人気投票
- 英語授業トピックス3 小道具B 生徒指名用スペシャルくじ
- 30 比較D(最上級most):Whose tulip is the most beautiful?
- 31 比較E(同格as〜as):Kiyoshi’s tulip is as beautiful as Tadashi’s tulip.
- その他の重要表現
- 32 There is 〜. There are 〜.:There is an ittan-momen over you!
- 33 動名詞:動名詞カルタ
- 34 S+V+O+O@:I give you an egg.
- 35 S+V+O+OA:ウノで「〜に,〜を」
- 36 受動態:受動態でじゅど〜ん
- 英語授業トピックス4 小道具C マグネットシート
- 37 接続詞@that:I think that Mr.Sasa likes tulips.
- 38 接続詞Awhen:未完の夢?
- これは便利!指導アイデアアラカルト
- 39 ノートの取りかた:「笹式」ノートの取り方
- 英語授業トピックス5 小道具D ポイントステッカー
- 40 2,3年生の授業1時間目:Yes, No Quiz
- 41 音読の工夫@:模造紙に教科書
- 42 音読の工夫A:音読のながれ
- 43 音読の工夫B:音読の自己評価
- 44 音読の工夫C:音読の工夫あれこれ
まえがき
英語教師を取りまく環境には厳しいものがある。
国際化の時代にあって,実践的な英語の能力を身につけさせなければならない,話せる英語を学ばせなければならない,など,一英語教師としては,思わず身のすくんでしまう思いのする言葉が頻々に言われている。
社会科嫌いをなくさなければならない,という言葉はあまり聞かないが,英語嫌いをなくさなければならない,という言葉は,なぜか人々の口の端にのぼることが多い。時代の要請とはいえ,なかなかシビアである。
10年ほど教師として英語を教えてきた私はといえば,必ずしも生徒全員が英語を好きになったり,話せるようになったりする必要はないのでは…と考えている。国語や美術を好きでない生徒がいるように,英語を苦手だと感じる生徒がいることは不自然なことではない。全員が50m走を7秒台で走らなければならないとは誰も言わないように,私は,誰もが英語を使えるようにならなければならないとは思わない。
私が,英語教師として自分のできることは何かと思いをめぐらせている間にたどりついたのは,英語が苦手になる生徒がいるのは仕方がないが,英語の授業は嫌いにさせないように努力したいということである。
具体的には,
・できるだけ理解しやすく説明する努力をすること
・外国語に興味を持つ雰囲気を作り出す(外国語を学ぶ雰囲気を学ばせる)努力をすること
である。結果として,英語が苦手になったり,嫌いになったりする生徒がいても,それは仕方のないことだ。教師としてできる範囲というのは,多数の生徒に,「英語は苦手だけど,授業は興味深い」とか,「英語は嫌いだけど,授業は嫌じゃない」と言わせる努力である。
そのような考えに立ち,これまでに蓄積したノウハウを本としてまとめることになった。さまざまな人や書物からヒントを得たアイデアも多く,自分の名前でまとめることに抵抗もあった。けれども,先のような自分の考え方を盛り込みつつ形にしたことで,ヒントを下さった方々に感謝しつつ,本書を出す意義を自分に納得させている次第である。とりわけ英語教師として30年以上公立中学校に勤めた父のアドバイスなしには,本書を書くことはできなかったであろう。この場を借りて感謝したい。
2007年9月 /笹 達一郎
英語の構文を組み立てるウノ仕立てのゲームは、生徒から「またやりたい!!」と大好評でした。
3年編が待ち遠しいです。
英語の構文を組み立てるウノ仕立てのゲームは、生徒から「またやりたい!!」と大好評でした。
3年編が待ち遠しいです。
文法の活動なのに、ウノやババ抜きが出てきて子どもたちと楽しんでいます。
さっそく買って使わせていただいてます。
私が気に入っているところは、なんと言っても絵がかわいいいところです。生徒のウケがとってもいいんです。特に女の子!
普段、対応が難しい子でもカードを出したら「かわいい!」と言って話に耳を傾けてくれたので、本当に驚きました。
ゲームの内容もすべての生徒が楽しめる配慮がなされていますし、
これからずっと使っていきたいと思います。