- まえがき
- 本書の特長と使い方
- Warm Up
- 1 体の名称:ボディー・パーツカルタ
- いろいろな表現
- 2 how to 〜:Do you know how to play the guitar?
- 3 ask ... to 〜:Sazae asked Masuo to clean the room.
- 4 named (called) 〜 by ...:The cat was named Tama by Namihei.
- 5 道案内:I’m lost ...
- 分詞
- 6 過去分詞:過去分詞神経衰弱
- 7 現在完了形(完了):Have you eaten breakfast yet?
- 8 現在完了形(経験)@:日本周遊ゲーム
- 英語授業トピックス1 英語劇 生徒に合わせた英語劇を
- 9 現在完了形(経験)A:How many times have you been to Hokkaido?
- 10 現在完了形(継続)@:Q&Aサバイバルゲーム
- 11 現在完了形(継続)A:How long have you studied English?
- 12 過去分詞・現在分詞の後置修飾:Is this Mr. Sasa drawn by you?
- 関係代名詞
- 13 関係代名詞@(主格who):Is that a teacher who teaches math?
- 14 関係代名詞A(主格who,that):Find your partner’s friend!
- 15 関係代名詞B(主格which):Is this a bus which goes to Tokyo?
- 16 関係代名詞C(目的格which):Is this a prefecture which you have visited before?
- It is ... for−to 〜.
- 17 It is … for―to〜.@:It is … for−to〜.カルタ
- 18 It is … for―to〜.A:Othello!
- 英語授業トピックス2 小道具@ 教材整理の工夫 その1
- 復習・まとめ
- 19 代名詞:これで一発!人称代名詞格変化・指示代名詞一覧+be動詞対応表
- 20 音読の復習:英語教科書総復習プリント
- 21 単語の復習:英単語総復習シート
- 英語授業トピックス3 小道具A 教材整理の工夫 その2
- 22 長文読解:長文読解教室
- 英語授業トピックス4 小道具B 早押しピンポン
- 23 英作文:英作文教室
- ティームティーチングアイデア
- 24 ティームティーチングアイデア@:日本の祝日を英語で言ってみよう
- 25 ティームティーチングアイデアA:自分の名前の由来を語ろう
- 26 ティームティーチングアイデアB:Nonstop英作文
- 27 ティームティーチングアイデアC:英語のことわざカルタ
- いろいろアラカルト
- 28 ビンゴ@:ベーシックビンゴ
- 29 ビンゴA:ティームティーチング用ビンゴ
- 30 ビンゴB:ナンバービンゴ
- 31 基本文の導入@:サバイバルゲーム
- 32 基本文の導入A:English Gomokunarabe
- 33 英語の歌:English songs for fun
まえがき
英語教師を取りまく環境には厳しいものがある。
国際化の時代にあって,実践的な英語の能力を身につけさせなければならない,話せる英語を学ばせなければならない,など,一英語教師としては,思わず身のすくんでしまう思いのする言葉が頻々に言われている。
社会科嫌いをなくさなければならない,という言葉はあまり聞かないが,英語嫌いをなくさなければならない,という言葉は,なぜか人々の口の端にのぼることが多い。時代の要請とはいえ,なかなかシビアである。
10年ほど教師として英語を教えてきた私はといえば,必ずしも生徒全員が英語を好きになったり,話せるようになったりする必要はないのでは…と考えている。国語や美術を好きでない生徒がいるように,英語を苦手だと感じる生徒がいることは不自然なことではない。全員が50m走を7秒台で走らなければならないとは誰も言わないように,私は,誰もが英語を使えるようにならなければならないとは思わない。
私が,英語教師として自分のできることは何かと思いをめぐらせている間にたどりついたのは,英語が苦手になる生徒がいるのは仕方がないが,英語の授業は嫌いにさせないように努力したいということである。
具体的には,
・できるだけ理解しやすく説明する努力をすること
・外国語に興味を持つ雰囲気を作り出す(外国語を学ぶ雰囲気を学ばせる)努力をすること
である。結果として,英語が苦手になったり,嫌いになったりする生徒がいても,それは仕方のないことだ。教師としてできる範囲というのは,多数の生徒に,「英語は苦手だけど,授業は興味深い」とか,「英語は嫌いだけど,授業は嫌じゃない」と言わせる努力である。
そのような考えに立ち,これまでに蓄積したノウハウを本としてまとめることになった。さまざまな人や書物からヒントを得たアイデアも多く,自分の名前でまとめることに抵抗もあった。けれども,先のような自分の考え方を盛り込みつつ形にしたことで,ヒントを下さった方々に感謝しつつ,本書を出す意義を自分に納得させている次第である。とりわけ英語教師として30年以上公立中学校に勤めた父のアドバイスなしには,本書を書くことはできなかったであろう。この場を借りて感謝したい。
2007年12月 /笹 達一郎
代名詞は必ず出てくるので、しっかりおさえてほしいのですが
3年になっても覚えていない子が多いんです・・・。
そこで、ノートにこのプリントを貼って、わからなければすぐにプリントを見る習慣をつけさせてます。
選択授業では、たくさんプリントを刷っておき、表がパーフェクトに完成するまで何回も挑戦させています。
意欲的に取り組んでくれ、単語はほとんどの子が覚えました!
ただ、単語として意味はわかっても、文章になったときに
どの単語を入れるかわからないようで・・・
そこを指導するのが課題です。
「ごぶさたでー」の歌は生徒に大受けでした!