- はじめに
- 本書の構成と使い方
- Part 1 コーパスワーク入門
- 1. コーパスとは
- 2. コーパスが注目されるわけ
- 3. 本書で使用したコーパスについて
- 4. 本書ではどのようにコーパスが活用されているか
- Part 2 これさえ覚えればこわくない! 動詞編
- 1年
- be動詞 (am / are / is) 【be動詞】
- have 【一般動詞】
- like 【一般動詞】
- play 【一般動詞】
- study 【3単現・現在進行形】
- watch 【3単現・現在進行形】
- listen 【3単現・現在進行形】
- see 【3単現・現在進行形・過去形】
- get 【3単現・現在進行形・過去形】
- come 【3単現・現在進行形・過去形】
- eat 【3単現・現在進行形・過去形】
- go 【3単現・現在進行形・過去形】
- take 【3単現・現在進行形・過去形】
- meet 【3単現・現在進行形・過去形】
- 2年
- be動詞 (was / were) 【be動詞の過去形】
- be going to 【be going to】
- talk 【talk to (about / with)〜】
- want 【want to+動詞の原形】
- enjoy 【enjoy+動詞の原形ing】
- like 【like to+動詞の原形/like+動詞の原形ing】
- look 【look at (for / forward / like)〜】
- buy 【SVOO】
- give 【SVOO】
- use 【受け身形】
- 3年
- be動詞(been) 【be動詞の過去分詞形・現在完了形】
- make 【SVOC】
- take 【It takes ... to〜】
- know 【know how to+動詞の原形・間接疑問文】
- tell 【tell+目的語(人)+to+動詞の原形〜】
- want 【want+目的語(人)+to+動詞の原形〜】
- Part 3 英語特有の微妙なニュアンスに挑戦! 助動詞編
- 1年
- can
- 2年
- will
- must
- may
- 3年
- could
- should
- would
- Part 4 語彙力をさらにアップする! 名詞編
- 1〜3年
- スポーツ (game / team / soccer / tennis / baseball)
- 学校@ (homework / question / book / vacation / lunch)
- 学校A (club / picture / teacher/ music / bag)
- 時@ (day / time / year / month / week)
- 時A (morning / night / season / summer / Sunday)
- 場所@ (school / house / world / park / room)
- 場所A (station / place / Japan / sea / shrine)
- 人@ (people / friend(s) / family / man / name)
- 人A (mother / father / sister / brother / Mr.)
- 抽象的なことを表す名詞 (way / thing(s) / life / dream / future)
- 使用頻度の高い名詞 (money / story / food / tea / TV)
- Part 5 感情や気持ちの表現を豊かに! 形容詞編
- 1年
- good / new / nice / old / other 【限定用法・叙述用法】
- 2年
- beautiful / big / high / hot / surprised 【後置修飾・比較】
- 3年
- difficult / easy / hard / important / interesting 【It is〜for〜to〜】
- busy / excited / happy / sad / tired 【make+O+C / too ... to / so ... that】
- COLUMN 簡易「日英パラレル・コーパス」の作り方
- Part 6 さらに表現力を豊かに! チャレンジ問題編
- 使い方について
- 「ながら勉強」はどう言うの?
- 「英検のテストを受けた」はどう言うの?
- 「試合に勝った」はどう言うの?
- 「ビートルズのCDを1枚買った」はどう言うの?
はじめに
最近のめざましいコンピュータの普及に伴い,教師が手軽にコンピュータを使ってコーパスを構築し,教材化し,授業で活用することが容易になってきています。
コーパス情報を英語教育に取り入れ,今までの教師の経験や勘に加えて授業の質を高めていこうという趣旨で私たちはすでに,『新しい語彙指導のカタチ 学習者コーパスを活用して』(明治図書)を著しました。この本は教師が日々の授業の中で活用していくための本です。
しかし,いつも教師が教室にいて学習者の学習を指導していくことはできません。学習者が学習の主体となって,自ら学習を進めていくことも大切です。
『1日10分で英語力をアップする! コーパスワーク56』は朝学習の時間や家庭学習で学習者が自分のペースで学習を進めていけるようにという目的で著したものです。もちろん,授業の中で扱っていただければさらに効果が上がるものと期待しています。
私たちは,学習者が本書を通して,朝学習の時間や家庭学習で,自発的,持続的な語彙学習を進めることで英語への興味を増し,英語学習を楽しく進めていって欲しいと願っています。
本書を刊行するにあたり,今まで多くの先生方からご指導をいただきました。武蔵野大学の長勝彦先生,東京学芸大学の金谷憲先生,東京外国語大学の投野由紀夫先生,東京学芸大学附属世田谷中学校の小菅敦子先生,淡路佳昌先生に御礼を申し上げます。
また,この本の出版に際しては明治図書出版の木山麻衣子さん,湯浅拓子さんには大変お世話になりました。
そして,最後に私たちと授業を一緒に作ってきてくれた生徒の皆さんにお礼を述べたいと思います。
平成20年4月 /日臺 滋之 /太田 洋
事前指導で使うと、さっそく生徒がこのコーパスワークで練習した表現を使ってきました。
生徒の「これは英語でどう言うの」というちょっとした表現の疑問解消に、とても役に立っているようです。
中学生のあいだで使用頻度が高い順に単語・表現が出ているので「これを言いたい」というような表現の練習が、とても効率よくできるワークだと思います。
ワークシートに学年別表示があるのも、便利ですね。
3年間、しっかりと指導に使いたいです。