- 口絵−乳児の美的な活動の写真
- まえがき
- 第1章 乳児保育について
- [1] 乳児保育はどこまできたか
- [2] 乳児保育の有用性
- [3] 乳児保育の課題
- 第2章 保育の実際
- [1] クラスの仕事の組織
- T 保育環境をつくる
- [1] 主観的条件
- *担当を決める
- *どのような人間関係が結ばれるか
- [2] 客観的条件
- *空間
- *時間
- *道具
- U 育児
- V 遊び
- [2] 清潔にすること
- [3] 保育を進めるための書類と点検
- [4] 保育と運動機能の発達と
- [5] 保育園と家庭との協力,コミュニケーション
- 第3章 保育の技術
- [1] 基本的なこと
- [2] 遊びについて
- [3] 保育の材料(大人の創造性)
- 資 料
- @発達記録参考資料
- 乳児クラスの子どもの発達に関して
- A乳児・発達表
- B0歳〜3歳 生活習慣(育児段階)形成の経過
- C0歳〜3歳 運動発達の進行過程
- D観察の方法
- Eコミュニケーション能力の観察
- F観察の計画と記録の例
- G日本国児童憲章
- H国連子どもの権利宣言全文
- I参考になる文献
まえがき
新しい乳児保育の本ができました。
この本は,私たちの乳児保育の天地創造に当たる当時のハンガリー乳児保育方法論研究所のはじまりから説きおこして,私たちの仕事の今日を解いているばかりではなく,今日を越えて未来をも示しているとも言えます。
「まだこれから」な部分も多いとは思いますが,この方法論が多くの力と心と目のある保育者に支持されて広まっていくとき,そこには大いに違った現実,子どもの現実があるかと思われます。
むずかしいことは やさしく
やさしいことは ふかく
ふかいことは 面白く
この言葉を,子どもの人格とつき合おうとする保育者のみなさんに贈ります。
2006年 7月 /羽仁 協子
改めて、勉強になりました。