- 特集 反復学習で基礎的知識・技能の習得
- 提言・反復学習はなぜ必要か
- 反復学習とは、なにか―それは「既習の学び」を螺旋的に高めること―
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- 「反復学習」はことばの感覚・知識・技能を身体で覚えること
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- 「習得」した知識・技能を実生活等で「活用」する力の育成
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- 国語力(言語力)は螺旋的・反復的に身につく
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- 文字指導・書写指導における知識・技能の自動化の必要性
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- 低学年での反復学習で注意したいこと
- 一年生が楽しみながら音読する工夫
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- 「繰り返していると気づかせず」、反復させる
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- 中学年での反復学習で注意したいこと
- 授業に繰り返し構造を組み込む
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- 反復学習に【驚きと喜び】があるか
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- 高学年での反復学習で注意したいこと
- 単なる「反復指導」は、子どもにとって苦痛以外の何ものでもない
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- 創造的な繰り返しを
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- 中学生への反復学習で注意したいこと
- 学校は幸せになるための場所である
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- 論理的思考力・表現力を育てる「書くこと」の指導の工夫
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- 既習の知識・技能を活用させる反復
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- 「読み」の基礎的・基本的な反復学習例
- 論理を軸に予想・確認・吟味させる
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- 変化のある繰り返しの音読練習
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- 授業中の「音読」が子どもを変える
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- 「ユニバーサルな心を目指して」(三省堂一年)での「読み」の反復学習例
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- ステップ学習の繰り返しによって、古文を読むためのスキルを身に付ける
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- 「書く」の基礎的・基本的な反復学習例
- 学習用語を習得させ、各教科等で活用させる
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- 「ノート指導」で毎日続けられる
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- 習得・活用の連続で反復を図る
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- 生徒の動機を高める「創作漢字テスト」
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- 汎用性のある書き方で繰り返す
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- 「伝え合う力」を育てる教室づくり (第86回)
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- 「読書に親しむ」授業づくり (第86回)
- 本の世界を旅する国語科授業づくり
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- 書評
- 『「読解表現力」は「分析批評」の授業で鍛える』(浜上薫著)
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- 新しい学力観による授業改革1『入門期の授業をどう変えるか』(甲本卓司監修・吉田真弓著)
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- 国語教育人物誌 (第229回)
- 茨城県
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- 栃木県
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- 群馬県
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- 埼玉県
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- 国語教育時評
- 「国語科教育」と「国語教育」とでは扱う範囲が異なる
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- 現場訪問 「学力向上の国語教育」最前線 (第146回)
- 「極少人数で学級一人一人の個性・可能性を最大限に伸ばす国語科指導法の研究
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- 楽しい国語授業を創る (第2回)
- 手堅く確かな力を育てる方向を決める導入
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- 論理的思考力・表現力の鍛え方 (第2回)
- 習得・活用と「言語活動の充実」
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- 読書活動の日常化への取り組み (第2回)
- 本を読む方策以上に緊急の方策が必要な事態もある
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- 「伝統と文化」の授業での扱い方 (第2回)
- 発達の段階に応じた教材の取扱い
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- 〜二つの徒然草序段を巡って〜
- 教師の言語能力を高める (第2回)
- 国語人は読書好きであれ
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- 編集後記
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編集後記
○…今回の中教審答申では、「読み・書き・計算」などの基礎的・基本的な知識・技能を習得させることの重要性が強調されています。第一に「学力保証」に向けた取り組みであるとされています。「授業の理解度」などを調べながら、学力の確実な「定着」をめざす必要があるからです。
○…そのために特に低学年や中学年での反復学習などの繰り返し学習の工夫が重視されています。わが国語科では、漢字の読み書き、音読や暗唱、対話、発表などにより基本的な能力の定着をめざした指導の工夫が求められているわけです。ただし、機械的な繰り返しにならないよう教材や課題を工夫し、子どもが意識的に取り組み、自己の向上を実感できるよう工夫することが必要になります。
○…文科省は学習指導要領が示す内容の中で、子どもたちがつまずきやすい観点から、各学校において重点的な指導や反復・繰り返し学習といった指導の工夫や充実に努めることを要請しています。「ゆとり教育」をめぐる論争から「学力低下」論争に発展し、改めて「反復学習」が注目され広まりつつあると見ることができます。
○…しかしここで問題にしなければならないのは、機械的な反復・練習でしょう。特に問題になるのは、時間的制約などによって反復・練習の過程が宿題等で解消されてしまう傾向があることです。多くの指摘がありますように、宿題では助言・指示を含めた指導が欠落してしまうからです。確かに一時的な遅れを取り戻すためには、ドリル的な反復・練習を課すことは有効かもしれません。しかし、子ども自ら主体的に取り組んでいるのか、という問題が残ります。
○…本号は、改めて反復学習の方法を現場から提案いただく特集を組みました。
(江部 満)
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- 明治図書