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- オールイングリッシュ授業
- 外国語・英語
新学習指導要領(平成29年3月公示)において、中学校でも英語の授業は英語で行うことが基本とされました。これから毎月、教室ですぐに使えるとっさのひとことを紹介します。今月は、授業のはじめのあいさつ。何事もはじめが肝心。子どもたちと素敵なオールイングリッシュ授業をつくっていきましょう!
今月のひとこと@明るくさわやかに授業をスタートする
- 窓を開けて空気を入れかえましょう。Open the windows to let some air in.
- 今日は週の初めですね。Today is the beginning of a new week.
- 新たな気持ちでがんばりましょう。Let’s start fresh and work hard.
笑顔で教室に入り、明るい声と表情で授業をスタートしましょう。教室環境にも気を配り、英語で指示を出しましょう(フレーズ1)。OK, class. Let’s begin. Are you ready? と元気な声で呼びかけます。生徒達もYes! と元気いっぱいに答えます。Yes! と言いながら力を込めて手を挙げるなど身体全体で意欲的に取り組む気持ちを表現する生徒の姿も見受けられます。リーダーの生徒による英語の号令を行う場合は、大きな声でクラスをリードできるように指導します。授業の最初に皆でそろって声を出すことで英語学習モードをつくっていきます。Don’t forget to speak up!と言葉かけをして励まします。フレーズ2は週の初め、フレーズ3は新しい気持ちで取り組んでいくような場面で使用することができる表現です。気持ちも新たにしっかり学習に取り組んでいく雰囲気をつくっていきましょう。これらの教師の発話に対して、OK. や Yes, ma’am. (男性の場合はYes, sir.)等の生徒のレスポンスも促していきます。
今月のひとことA生徒への言葉かけで英語学習モードへ導く
- 前の時間は水泳だったの?Did you have swimming last period?
- みんな疲れているかもしれないけど、がんばろうね。I know you’re tired, but please do your best.
- みんなの元気が好きですよ。でも落ち着いて取り組もうね。I like your energy, but let’s calm down a little.
前時が体育の場合、上記のような英語の言葉かけをすることができます。例えば、フレーズ1のような問いかけから、Yes, we did. It was fun, but hot. 等のレスポンスを生徒から引き出すことができれば、その発話をきっかけとして会話をさらにつなげて自然に英語学習モードに導けます。生徒の表情や状況を見て、気持ちの切り替えを上手に行う言葉かけや工夫をたくさん持っていると、スムーズに英語の授業に入っていくことができます。また、日頃からPlease pay attention. 等の教師の発話で集中して聴く姿勢をとること、起立するときは静かにさっと立つこと、授業の意気込みのフレーズを全員で言うなど、学びの姿勢をつくっていくための約束事を確認し、それらを継続していくことも生徒の集中力を高めることにつながります。
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