水泳授業の民間委託、賛成?反対?
いよいよ水泳授業のシーズンが到来しました! ここ数年は、コロナで中止や縮小の学校もあったかと思いますが、今年は通常通り実施される学校が多いのではないでしょうか。
学校の水泳授業に関しては、以前より民間への委託が話題になっています。
民間の施設を利用すれば、維持管理の手間がなくなる、天候に左右されない、などのメリットがある一方、移動時間がかかる、指導の民間委託による教師の指導力低下、防災時の水利用ができなくなるなどの課題もあるようです。
東京都葛飾区では、令和4年度から民間施設の移行を進めており、効果検証も行っているようです(今後の水泳指導の実施方法に関する方針について)。
先生方は、水泳授業の施設や指導の民間委託に関して、賛成でしょうか、反対でしょうか。
集計結果
- 賛成
- 87.3%
- 反対
- 12.7%
そして、やめるのは簡単で始めるのは難しい。一度やめてしまったら二度と元には戻せないでしょう。
プールの活用の仕方はいくらでもあります。冬は釣り堀などを行ってもいいですし、プールを地域の人に開放することだってできます。
昔は夏休みいっぱいプール教室をやっていたわけですから、逆に、民間の先生に学校に来てもらって、夏休みもプール開放して子どもたちの居場所にしたらいいと思いますよ。
公立学校のソフトもハードも、特に公立の学校の施設は地域の財産です。安易になくそうとすると、失うものは大きいです。
それがきちんと出来ていればそもそも民間に委託なんかしなくても大丈夫なのではないですか。
教員側の意識低下もありますし、保護者があらゆることで外部委託を求めてくる土壌を作る可能性があります。
指導力低下の視点からこのようなことが許されるのであれば、算数や国語も同じように塾に委託して学力だけ上げればいい。ということになってしまいます。
それはもう学校が必要ないと思われてるのと同じだと感じるので、反対です
一石二鳥。