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一口に活用と言うといろいろな場面が考えられますが、本書はどのあたりに重点を置いた内容になっているのでしょうか?
「今、ブログが話題になっているし、はじめた学校や先生もちらほらいる。しかし、どうやっていいのかわからないし、何ができるのかもわからない。」そういう話をこの1年くらいたくさんの学校や先生から聞きました。それらの方々の要望にこたえたのが本書です。ですので、これからはじめようとする方、興味のある方には、参考になることが満載です。
それこそ、著書の中に書いているんですが、私が発信しているブログは日記というよりは、雑誌のプチ連載と言った方が近いかもしれません。一番のポイントは読者も反応できることです。これまでの雑誌での発信とはちがい、一方通行で終わりません。ここからあらたな共同の研究にむすびつくこともあるのです。ぜひ一度ご覧ください。(www.hitorin.com)
これまでは、ワープロくらいしかパソコンを使わない多くの先生方にとって、発信をすることの技術的な壁が高かったのが実情です。そのため、学校からの発信にしても、結局、パソコン操作の得意な一部の先生が行っていました。ブログでは、ワープロがうてる人なら誰でも発信できるわけです。子どもたちの発信の場も保護者の発信の場も増えました。学校の情報発信はじめ、クラスの情報発信また、校内の子どもたちの学習の記録・評価、また教師間の情報交換等にも活用でき、その可能性は無限に広がりました。
また、今後、教育界でITはどのように活用されることが望ましいと思われますか?
ITの活用は、ただITを使えばよいというのではなく、よりよい授業になるために活用するわけです。そのへんをしっかり若手の教師におさえてほしいという思いから中川塾を開設しました。そして、そのことは一般の教師にも言えることです。しかし、一方で、パソコンは教室にも置かれるようになり、また、教師一人1台のパソコンが教育委員会から支給されるようになっていくと思います。
日常的に気軽に使えることが望ましいと思います。
ブログはこれまでよりも情報発信しやすいツールです。お遊びでもいいので、試してみることをおすすめします。使ってみると、クラスの運営や授業の仕方などをふりかえる機会になることに気がつくと思います。また、あらたなヒューマンネットワークも築けます。まずは発信してみてはいかがでしょうか。そこからあらたな展開がはじまります。ブログに限ったことではありませんが、教師がチャレンジャーであることが重要であると私は思います。