
- 著者インタビュー
- 音楽
苦手意識とともに、時間がかかるのではないかとの懸念をおもちの先生が多いように思います。本書は生徒が取り組みやすく、時間をかけないで作品をつくる工夫をしています。安心してご活用ください。
なお、旋律をつくる学習では、生徒が音を確かめるため楽器を用いることが大切です。各学校で生徒が取り組みやすい楽器を活用してのぞまれるとよいでしょう。
作曲家は伝えたいことがあるから作曲をします。中学生にも創作をする時は、「伝えたいことがあるから作曲する」ようにいろいろと工夫をしました。たとえば、ギターを弾きながらコードの中の音をつかって歌をつくることや、音階や旋法のもつ味わいを生かして歌をつくるなどです。他にも1時間扱いで音楽をつくってグループで楽しく取り組む工夫などを多数紹介しています。
題材の導入段階でお使いいただくのが効果的だと思います。ワークシートや言葉による説明だけでは完成した創作作品のイメージがつかみにくいですが、映像を見ることで、一気にイメージできますし、「自分だったらこうしよう」という生徒の発想にもつながります。また、模範演奏後のコメントでは、作曲家の視点からみた作品の音楽的な特徴を述べていますので、こちらも創作のヒントになります。
どちらも、音楽を形づくっている要素を変化させることで音楽の味わいが変わるという鑑賞の学習の教材としてお使いいただけます。また「Happy Birthday to You」は、お誕生月の生徒へ月はじめに先生がひとつ選んで弾いてくださると、生徒は音楽のプレゼントをもらうことができ、うれしいのではないかと思いアレンジ曲としました。「オーラリー」は歌唱教材として、あるいはリコーダー教材としてもお使いいただけます。映像と楽譜を十分ご活用ください。
先生方も生徒の皆さんも楽しく取り組めるよう書籍も映像も工夫しました。気持ちを楽にして、「まずこの中からひとつやってみよう」と一歩を踏み出してみてください。
