- 著者インタビュー
- 学級経営
森重先生:毎日毎日同じ活動を続ける「クラス会議」は、そのシンプルな活動の中に学級経営のエッセンスがいっぱいのステキな方法です。ただ、クラス会議には派手さはありません。すぐに成果が出ないかもしれないですが、続けていれば子どもたちが変わり、クラスが変わっていくことを必ず実感できるはずです。本書を読んで、ぜひはじめちゃってください!
森重先生:はじめから結果を求めすぎないことだと思います。シンプルな「クラス会議」を毎日続けることで、だんだんと変化が感じられるようになります。焦らないで、絶対うまくいくと信じて続けてください。本書では、これまで仲間と「クラス会議」を続けてきて共有してきた、取り組みのコツやポイントを紹介しています。「クラス会議」をはじめたけれどうまくいかない!ということがあったら、ぜひ著者に連絡してください。相談に乗ります。
m馬先生:クラスでのトラブルやもめごとは、子どもたちが学ぶ格好の素材となります。子どもたち自身でトラブルやもめごとをどうやって解決するか、「クラス会議」で出された、さまざまな選択肢(アイデア)の中から実践してみることを通して、パワーアップしていってほしい…と考えています。まずは「クラス会議」が最も効果的で、最も安全に解決を学ぶ場所だと、子どもたちが感じられるように毎日がんばっています。
m馬先生:「クラス会議」は子どもたちが中心となって運営していくのですが、いきなり、子どもたちだけで行うのは難しいものです。子どもたちがスキルを身に付けて、安全に運営していけるようになるまでは、教師からのサポートや介入が必要だと思います。まずは、安全で安心した場所になるようにすることが教師の大切な役割の1つだと思います。
森重先生:「クラス会議」は「すごい!」です。迷わないで、はじめちゃってください!続けていくと必ず子どもたちが変わり、クラスが変わっていくことを実感できるはずです。できたら、近くのお仲間と一緒にはじめることをオススメします。もしも、うまくいかない…とか、困った…ということがあったら、著者に連絡いただければ必ず相談に乗りますので、一緒に「クラス会議」やっちゃいましょう!「クラス会議」は、ホントにすごいですよ。