- 著者インタビュー
- 教師力・仕事術
庄子:100個もの人生が豊かになるハックが書いてあることですかね。すべてがご自身に合うものではないかもしれませんが、その中の1つでも響くものがあればいいなと思いますし、必ずあると思います。できることからコツコツやる。今の自分を何か変えるヒントがある本だと思います。忙しい人でもどこからでも読めるようにできている本であることもおすすめです。
江澤:おすすめのポイントは、教師生活を充実させるテクニックや考え方が100個あるところです。先生方の生活や教育への取り組みにすぐに実践できるものがあると思います。目次を見ながら、これ!というものをぜひ参考にしてほしいと思います。
庄子:思考は、現状が何も変わっていなくても変えることができます。とはいえ、変えられないと苦労している人も多いかと思います。そんな人には、まずは当たり前に感謝する習慣をつけるとよいです。「今日は課題のあるあの子がちゃんとやっていた」「今日も体が動くことに感謝」「天気がよくて気分がいい」当たり前のよいことに目を向けると、考え方を変えやすくなります。
江澤:ICTを使う利点はすぐに乗り換えられるところです。「このやり方、合わないな」と思ったらすぐにデータも消せますし、別の方法を取り入れられます。いろいろなやり方を実践してみて、自分に合ったやり方を見つけてほしいと思います。
庄子:働き方改革という言葉が聞こえだしてから数年が経ちますが、教師の仕事は減るどころか増えているように感じます。もちろんそこには国として改善してもらう必要がありますが、私達教師は、そこを嘆いていても何も始まりません。必ずしなければならないことを効率的に行って、自分が学ぶ時間や豊かさを感じる時間を確保しましょう。そのヒントになる本だと思います。
江澤:教育に熱い二人が、より学校を面白くしたい、豊かな教員生活を送ってほしいという願いから、書きました。ハックの数もそうですが、思いののった本になったと思います。すべての教育に関わる方におすすめします。