![](/db/eduzine/interview/20220506.jpg)
- 著者インタビュー
- 保健・体育
フラッグ運動の魅力というよりは、フラッグという教具の魅力が大きいですね。見れば、振ってしまいたくなる。振ったら、「バサッ」と風を切る心地よい音が出る。心地よい音を感じたいから繰り返し振る。振っているうちに技ができる。上下に振るだけでも恰好よく、動きが揃うことで美しさとともに、迫力が生まれる。こんな教具なかなかありません。
フラッグ運動のイメージは「かっこいい」「力強い」。対して、ミニフラッグ運動のイメージには、「かわいい」や「軽やか」も付随してきちゃうんですね。ここが大きな違い。なので、フラッグ運動はどちらかと言えば高学年向きの教材でしたが、ミニフラッグ運動は、低〜高学年まで幅広く取り組むことができ、それぞれの学年にあった『かっこよさ』や『かわいさ』といった「らしさ」を引き出してくれます。
低学年の子どもの場合、楽しくないと感じさせたらおしまい。動きにやる気のなさがアリアリと表れます。気を遣うってことを知りませんからね(笑)。フリを覚えるのは、高学年の子どもよりも早いですよ。なので、乗せてしまえば怖いものなし! 低学年の子どもが好きな曲で、とにもかくにも褒めまくって、気分を高揚させることに全力を注ぎましょう。
「いつでもどこでも正しい動きを確認することができる=正しい動きをいち早く身につけることができる」。動画を活用することで、学習・指導のスピードは格段に早くなります。動画を休み時間、給食時間、ちょっとした隙間時間に流すだけで、効果を十分に感じることでしょう。タブレットの持ち帰りが進んできた今なら、おうち時間を活用することも可能ですね。家族みんなでエクササイズ! 子どもが、より一層意欲的に取り組みそうですね。
ミニフラッグ。持っただけで先生も子どももワクワクすることでしょう。そのワクワク感が全面に出るように、先生ご自身が指導を思いっきり楽しんでください! 先生から溢れ出る「楽しい」オーラは、子どもたちの元気や意欲を生み出します。元気あふれる、かっこよさ・かわいさ全開のミニフラッグ運動が全国各地で披露されることを願っています。
![](/common/img/banner/merumaga_w655h70.png)