世界のみんなで協力、「すべて」の本のカタログづくり
みなさんは、お気に入りの本をどうやって見つけているでしょうか。書店や図書館に行ったり、友達に聞いたり、インターネットで検索したり…。
米国では、Wikipediaをヒントに、今までに世界中で出版されたすべての本を掲載したオンラインのカタログを作成しよう、という試みが始まろうとしています。
最近は、インターネットで読みたい本を探したり、購入する方もたくさんいるのではないでしょうか。そんな時の参考に、世界中の人が自分の読んだ本の情報を交換・共有できる、ひとつの共通カタログがあったとしたら…。本の世界や選択肢は、もっと広がるかもしれません。
The Open Libraryは、インターネットを通じて、商業的な視点をもたずに、世界中のすべての本の情報を提供し、無料で読んだり、ダウンロードしたりすることを実現しようと立ち上げられたサイトです。それも、中途半端な意味の「すべて」ではないようです。BBCの記事によると、the Open Libraryは、Wikipediaのように、いつでも誰でも、自由に情報の更新ができる、自由参加型のカタログを構想中。世界中の人々の協力を得て、人類の歴史上で書かれたすべての本について、信頼のおける情報を見つけることができる。そんな、世界規模の未来型オンラインカタログをつくることを目指しているそうです。
どのような方法にしても、新しい世界への入口である本選びはワクワクしますよね。世界中の人々の感想や評論をもとに、これまでに書かれたすべての本の中から自分のお気に入りを探せるようになるのは、そう遠い未来の話ではないかもしれません。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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アメリカでは、youtubeの文書版というべきサービスも始まってますし。