24日の朝日新聞の記事によると、首都圏で敷地内に保育所を併設する保育所つきマンションが増えているとのこと。送迎の手間がほとんどかからず、働く保護者にとってとても便利なこの保育所。マンションの購買につながるだけではなく、首都圏などの都市部に多い待機児童解消の秘策となるでしょうか。
以前の記事でもお伝えしたように、共働き世帯が増える中、保育所に入れない、いわゆる待機児童は都市部を中心に問題となっています。厚生労働省の保育所の状況等をみると、全国の保育所の待機児童は、平成19年4月時点で約17,900人。これは前年比でみると減少していますが、全待機児童の75%は都市部の子どもが占めており、都市部の待機児童問題の深刻さがわかります。
平成19年の4月時点で4,000人以上の待機児童を抱える東京では、年々保育所数が増え続けており、東京都福祉保健局の保育所の状況等の詳細(PDF)によると19年度の保育所施設数は対14年度比で認可保育所が70、都独自の認証保育所は292ヵ所も増加しています。定員数も各保育所合わせて17,000人を超える増加となっているものの、人口の都市部への集中が続き、待機児童の解消にはいたっていない現状があるようです。
そのような中、都内ではマンション保育所の他にも、新しい形の保育所が増えているようです。11月27日の産経新聞の記事では、事業所内に保育所を設ける企業が紹介されています。マンション保育所とは違い、毎朝子どもを連れて通勤する大変さがあるようですが、これも待機児童解消策の1つとして期待できるかもしれません。また小学校の学童保育の待機児童についても25日の産経新聞の記事にあるように、子どもたちが放課後も学校内で過ごす取り組みが、首都圏を中心に広まっているようです。
首都圏で広がっているさまざまなスタイルの保育所の設置。これで待機児童は解消されるのでしょうか、今後もさまざまな取り組みに注目していきたいところです。
- 企業の再雇用制度充実、学童保育所はどうなる?(2007/11/28)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/kaigi/?id=20070415
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産経新聞に載ってました。
私の母校は新しい学校でしたが、いつか子どもが少なくなったら、老人ホームにできるように考えて作られているそうです。
母親の心得として「子供から目を離さない」(例えば、野口英世など)があったと思いますが、今は出産後数ヶ月から一年ぐらいで保育所に預けてしまい子供から目を離さないは保育士の心得になってしまっている。こんな世の中でいいのか。お金がすべての中心なのか。借金してでも子供と一緒にいたいと思わないのかと思うこの頃です。
親が子育てした方がいいというのはその通りだと思いますけどね〜。
そして、保育制度も。背景には、経済優先。生活優先。楽しさ優先。
自分優先。欲望の歯止めがきかなくなる社会が誕生します。
「もう、この生活レベルは下げられない。」がまかり通る社会状況です。
「借金してまで。」まさに、・・・・・・。