- きょういくじん会議
5日の毎日新聞の記事によると、東京都世田谷区の栄光ゼミナールで、小6の受験生に、子ども用使い捨てマスクを無償提供したとのこと。
風邪をひいてからマスクをする方も多いかもしれませんが、今回マスクを配布したユニ・チャームは、マスクは風邪の予防にも役立つと言っています。同サイトには、風邪と喉の関係が以下のように述べられています。
一般的な風邪は、息の通り道である鼻、のど、気管支などにウィルスや細菌が付着して感染し、急性の炎症が起こることが原因です。息の通り道であるのどや鼻の気道は、加湿した粘膜で覆われています。のどがうるおって健康な状態では、ウイルスなどの異物が入ってくると、体外へ排出しようとする働きがあります。しかし、外気の湿度が低くなり、のどが乾燥すると、のどの粘膜が乾燥し、異物の排出が困難になります。従って、のどが乾燥すると、ウイルスや細菌に感染しやすくなり、のどの痛みを引き起こすのです。(要約)
ウィルスや細菌の進入、喉の乾燥を防ぐということだと、マスクは風邪をひいてからではなく、予防のために着用ということも頷けます。
また、今回小学生に配布されたマスクは子ども用で、以下のような特徴があるそうです。
- 子どもの低い鼻の高さにフィット
- 子どもの低い耳の位置にフィット
- 子どもの丸いあごにフィット
マスクを着用しても、隙間があったらウィルスが入ってきてしまいます。その点を改良したものと言えそうです。
マスクも重要ですが、手洗い・うがいは基本。正しい手洗い(P&G)も確認しましょう。
- 約10秒間、流水で汚れを落とす。
- 石けん・洗浄剤を手に取り、泡立てる。
- 手のひら・親指・指と指の間などを中心に、10〜15秒間両手をよくこする。
- 指の背面の間に指を入れて、こすり洗いをする。
- 手のひらをひっかくようにして、爪先をよく洗う。洗い時間は全体で約30秒。
- 約20秒間、流水で完全にすすぎ流す。
- 清潔なタオルで拭く。
意外と、正しい手洗いが出来ていないことに気づきます。習慣にしたいものです。
うがいは、水道水の他に、市販のうがい薬や塩水、紅茶・緑茶など、様々な方法があるようです。諸説あるようですが、喉の菌を排出し、喉をうるおすという点では、自分に合った方法を選べばよさそうです。また、最近では手洗い・うがいに加えて、消毒(D&M)の商品も出ており、タオルに付着している菌が気になる場合はより安心できそうです。
いずれにしても受験はベストコンディションで臨みたいもの。受験生の皆さん、健康管理にも気をつけてくださいね!