20年ほど前に俵万智さんが詠んだあまりにも有名な短歌の影響で、「記念日」という言葉が一般化したのはみなさんもご存知の通り。今では、かなりマニアックなものから強引過ぎて思わず笑ってしまうようなものまで、さまざまな記念日が日本には存在しています。
その中でも、老若男女問わず割と知られているのが本日の記念日。さて、222(にゃんにゃんにゃん)と言ったら何の日?
ハイ、猫の日です。
この記念日は、1987(昭和62)年に猫の日制定委員会によって制定されました。ちなみにこのアヤシゲな団体の委員長は柳瀬尚紀さん。この方、日本を代表する愛猫家でもあり、日本を代表する翻訳家でもあるのです(『不思議の国のアリス』や『チョコレート工場の秘密』の名訳で有名!)。
では、その「猫の日」にちなんで、猫ネタをいくつかご紹介。
ネコの名前ランキング2008発表
アニコム損害保険が毎年調査を行っている「猫の名前ランキング」が先日発表されました。ダントツの1位は「モモ」、そして2位は「レオ」という結果。これは2005年の調査開始以来変わっておらず、不動の人気だとか。
男女別(?)に見てみると、男の子は「レオ」をはじめ、「ソラ」「トム」「レオン」だなんて随分とハイカラな名前が多いですね。逆に女の子は、「モモ」「ハナ」「サクラ」と和風のかわいらしい名前がトップスリーに(ウメがないのが残念)。
昔は猫の名前と言ったら「タマ」や「ミケ」が定番でしたが、今はすっかりランク外のよう。人間の子どもと同様に、ペットの名前にも流行り廃りがあるんですね〜。
うちのネコは名カメラマン?
お次はドイツで現れた猫カメラマン、フリッツくんの話題。カメラマンと言っても実際は、数秒間隔で自動的にシャッターが押される専用の小型カメラを首輪につけ、いつものように外を歩き回ってくるだけ。彼が1日の冒険を終えて帰宅すると、カメラには驚くべき猫の世界が…。
動物って、普段は一体どういう視点で世界を見てるんだろう? 何を考えているんだろう? そんな私たちの疑問に少しだけ答えてくれる写真の数々。「吾輩は猫である」のように猫の視点で書かれた物語は数あれど、100%猫目線で、猫の世界をここまでリアルに見せてくれたものは今までなかったのでは?
まだまだ続くネコブーム
昨年夏、ニコニコ動画に投稿された「猫なべ」をきっかけに広がったネコブーム。ネコ関連のDVDや書籍は好調に売れ、ネコカフェは続々とオープンし、遂にはネコ駅長まで誕生。まさに今の日本は猫まつり状態。20年以上前に社会現象となった「なめ猫」以来のブームになるというウワサも、あったりなかったり。
日本のペット業界で長らく君臨してきたお犬様に代わり、遂に猫が天下を取る日がやってきたのかも!?
- 日本記念日協会ホームページ
http://www.kinenbi.gr.jp/ - ペットフード工業会ホームページ
http://www.jppfma.org/
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先日「ほとんど全ての三毛猫はメスである」ということを知って驚きました。生物の先生、遺伝の授業のネタに使えませんか?w
さらに桃なんだろうかミヒャエル・エンデのモモなのか気になります・・・。
http://www.yukan-fuji.com/archives/2007/12/post_11867.html
モモは猫だけじゃなくて、ウサギ、フェレットの名前でも1位みたいですよ。