きょういくじん会議
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何分でクリアできますか? 都道府県テトリス
kyoikujin
2008/5/3 掲載
楽しくお勉強シリーズ 木製 パズル日本地図

 先日文部科学省により公表された小・中学校学習指導要領の改訂に伴う移行措置案関係資料。その中で、社会科では、地図帳で指導可能な「47都道府県の名称と位置」等の指導はすべての小学校で先行実施とされました。全国の小学校でどのような取り組みが行われるかを期待しながらも、ここでは、ひと足早く、家庭でも楽しみながら47都道府県の学習ができる、都道府県テトリスをご紹介します。

 都道府県テトリスは、画面の上からパズルのピースのように落ちてくる47都道府県を、左右上下のカーソルキーで動かして日本地図の正しい位置にあてはめるゲームです。レベルは、EasyMediumHardの3段階に分かれていて、レベルを選ぶと、ゲームが始まり、47都道府県を完成させるまでの時間が表示されます。

 さて、さっそく挑戦してみました。まず、Easyレベル。このレベルでは、名称が表示された都道府県が、正しい向きのまま落ちてきます。半島の形などが大きなヒントになりますが、一瞬「あれ、こんな形だっけ?」と戸惑うこともありました。恥ずかしながら「富山県」で2回失敗してしまいました。
 次に、Mediumレベル。このレベルでは、都道府県の名称は表示されていますが、落ちてくるときの向きが上下左右逆になっているものがあります。左右だけではなく上下のカーソルキー使って、正しい向きになるよう調整なくてはいけません。形に特徴のない県は位置がわかっても向きで失敗することがありました。
 そして、いよいよHardレベルです。このレベルでは、名称が表示されないまま都道府県が落ちてきます。向きが逆のものもあります。EasyMediumで、このゲームに少しは慣れましたし、太平洋側の県から埋まっていくこともわかってはいるのですが、かなりの難しさです。何度も失敗する県が出て、苦戦してしまいました。

 現在も、多くの小学校では、都道府県境が入っている白地図などを使って、「47都道府県の名称と位置」を覚えさせる取り組みをしているようですが、一度覚えても、日常生活の中で意識しないからか、忘れてしまうことが多いようですね。
 自分の出身県の話をすると、相手に思わぬ位置で認識されていてびっくりすることが、大人になってからも多々あります。さらに、位置だけではなく県の形もとなると、しっかり認識している大人がどのくらいいるものなのでしょうか・・・。

 ちなみに、今回の挑戦、Easyにかかった時間は6分10秒。Mediumにかかった時間は8分07秒。Hardにかかった時間は14分16秒でした。みなさんは何分でクリアできますか? ぜひチャレンジしてみてください! 宮崎県の位置を答えられなかった高校生が他人事ではないと少し焦るかも!?

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 閲覧者
    • 2008/5/3 11:47:29
    Easy で3:45でした。なかなかおもしろいですね。
    • 2
    • 閲覧者
    • 2008/5/3 19:06:17
    Midium 5:12
    Hard 7:09 でした。さすがに難しいなと感じました。
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