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トヨタ自動車が小学校高学年向け冊子を発行
kyoikujin
2008/10/6 掲載
カウル/CAUL トヨタ ヴィッツ

 トヨタ自動車は9月1日に、小学校高学年に向けた小冊子『目指せ自動車王 クルマまるわかりブック』を発行し、希望する小学校及び小学生からの申し込みに応じて、無料配布している。

 この『クルマまるわかりブック』は車ができるまでの工程や働く人の工夫・努力などについてイラストや漫画をまじえてまとめているもので、今年の発刊で第12号目となる。
 今回は、「低炭素社会をめざして」「人にやさしい最新技術」「リサイクルの限界への挑戦」などが特集され、ハイブリッドカーや車のリサイクルについて紹介している。

 この他にもトヨタ自動車は、「車の魅力を楽しく体感・学習してもらう授業を」と、小学校4年生向けに空気エンジンカーの模型を室内で走らせる実験を行うなどの「クルマ原体験教室」、5年生向けにはクルマと環境・経済との関わりを考える「カー&エコゲーム」を行うなどの「クルマまるわかり教室」を用意し、9月末には大分県・東京都・福島県の各小学校で実施した。

 企業にとってこのような紹介は「子どもに興味を持ってもらい、市場の活性化につなげる」というメリットがあるが、具体的な冊子や紹介は子どもたちにとってもわかりやすく、学習する上で参考になるだろう。

 子ども向けのウェブサイト「クルマこどもサイト」「目指せエコ博士! ハイブリッドカーゲーム」が加わりリニューアルされたとのこと。興味を持たれた方は覗いてみてはいかが。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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