みんなで楽しめるスポーツを―ソフトバレーボール
2008/11/30 掲載
- きょういくじん会議
体育の時間、バレーボールが怖くて苦手だったという人は少なくないはず。「あたったら痛い!」という恐怖感から、ボールに突進していく勇気が持てずに立ちすくんでしまったり、3回で返したつもりが実は4回だったり…。チームの友だちに白い目で見られて、悲しいやら情けないやら…。しかし、今はその名も「ソフトバレーボール」というやわらかいボールを使ったスポーツがあるらしいのです。
ソフトバレーボールは、バレーボールよりも大きくて軽いボールと、バドミントンのコートを使って行われます。ボールがやわらかいため、あたっても痛くない、突き指などの怪我になりにくいといったプレー中の安全性が高いのが特徴です。バレーボールが苦手な子どもや小学生でも楽しむことができます。
このソフトバレーボール、新指導要領にも小学校で取り組むスポーツの例として取り上げられており、今後は学校現場への導入がどんどん進みそうです。すでに取り入れている学校もあるようで、26日の読売新聞の記事では、児童が取り組みやすい独自のルールを作って実践している学校が紹介されており、児童の反応も良いようです。
安全性が高いことも、もちろん重要ですが、子どもたちが「楽しい!」「またやりたい!」と感じるようなスポーツであることが、いちばん魅力的なのではないでしょうか。ソフトバレーボールのように、子どもたちが積極的に取り組めるスポーツが増えて、もっともっと元気に運動してくれるといいですね。
- 日本ソフトバレーボール連盟
http://www.soft-volleyball.jp/index.html
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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