きょういくじん会議
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朝読書の本、決まった?―ネットで本探しあれこれ
kyoikujin oec
2009/4/14 掲載
3・4年生の朝の読書!おはなしポケット(9点9冊セット)

 新年度が始まって一週間。朝読書を実施している学校も多いと思います。「好きな本を持ってきていい」と言われても、読書習慣のない子はなかなか本を探せないもの。そこで、インターネット上で「読みたい一冊」を探せるサービスをいくつか紹介します。

有名人から探す!

 この4月に公開されたばかりのサービス、たまぼんは、著名人のおすすめの「魂の本」を検索するサービス。読書に興味のない子どもも、憧れのスポーツ選手やタレントが薦める本には、興味を持つかもしれません。(おすすめの本の一部には、漫画も含まれています。)

本屋さんおすすめの本を探す!

 上記の「たまぼん」は、誰が何をおすすめしているのかはわかるものの、その理由がわかりづらいのが難点。そこで、北海道書店組合による中学生はこれを読め!はいかがでしょう。本屋の「オヤジ」たちが熱い思いを込めて選んだ「今子どもたちに読んで欲しい500冊」が紹介されています。比較的定番の本ばかりのため、保護者も安心しておすすめできます。

読んだ本から探す!

 何冊か本を読んで、面白かった本や気に入った本が見つかったらインターネット書店Amazonで、その本を検索してみるのもよいでしょう。すると、その書籍の紹介ページに「この本を買った人はこんな本も買っています」というコーナーがあり、同じ著者の本や同じテーマ・近いテーマの本がすぐにわかるようになっています。

好きな作家から探す!

 また、こちらのe-hon新刊パトロールサービスは、図書の先生にうってつけのサービス。児童生徒に人気の高い作家を選んで登録しておくと、その作家の新刊情報がいち早くメールで通知されます。図書室や学級文庫にほやほやの新刊が入ることで、読書意欲を高めることにつながりそうです。

 読書といえば夏休み、というイメージがありますが、夏に突然読書感想文を書け! …と言われても、読書習慣がついていないとなかなか厳しいもの。この春から、子どもにもっと本を読む習慣をつけるようにしてはいかがでしょうか。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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