きょういくじん会議
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親子で楽しもう! 飛び出す3D映画
kyoikujin oec
2009/9/30 掲載
ボルト (ディズニーアニメ小説版)

 今年、映画館では「3D映画」が多く上映され始めました。従来の映画にない臨場感が話題を呼んでいます。夏休みに公開されたディズニー映画「ボルト」も記憶に新しいですが、秋から冬にかけても続々と3D映画が公開されます。芸術の秋、お子さんと一緒に新しいエンターテイメントを体感してみてはいかがでしょうか。

なぜ新しい? 3D映画

 遊園地や雑誌などで、赤と緑のセロファンを左右に貼った眼鏡で立体映像を体験したことがある方も多いと思いますが、この従来の方法では、色の再現が難しく、目が疲れやすいという難点がありました。デジタル技術の進歩により、色を損なわず、長時間の視聴に耐えうる3D映像技術が開発され、対応する劇場も増えてきました。

あの「やえもん」も3D化! 東映アニメ祭り

 アトラクション的な楽しさも大きい3D映画には、子どもたちも大喜び。今週末から始まる東映アニメ祭りでは、4本もの3D映画が上映されます。そのうち1本は、教科書にも載ったことのある阿川弘之氏と岡部冬彦氏の名作絵本「きかんしゃやえもん」のアニメ化。やえもんの声優は、俳優の地井武男氏が演じます。

3Dで新たな恐怖を?

 3D映画というとCGアニメーションの印象が強いですが、実写による3D映画の試みも始まっています。昨年度日本で公開された「センター・オブ・ジ・アース」は、ジュール・ベルヌの小説「地底旅行」の映画化ですが、従来にない立体感で話題を集めました。
 ハリウッドばかりでなく、日本でも実写3D映画の撮影が始まっています。「呪怨」などで知られる清水崇監督によるホラー映画「戦慄迷宮3D」は10月17日公開予定。日本初の長編実写3D映画として注目を集めています。

過去の作品も3Dでよみがえる

 また、7月30日のeiga.comの記事によると、過去の大ヒット映画「タイタニック」の3Dによるリメイクも構想されているようです。新たな表現で生まれ変わった過去の名作映画を親子で楽しめる日も近いかもしれません。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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