きょういくじん会議
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文化の日にでかけよう―イベント多数開催
kyoikujin
2009/10/28 掲載

 来週11月3日は、文化の日。文化の日を中心とした一週間(11月1日〜7日)は、教育・文化週間とされ、美術館や博物館の無料開放などたくさんのイベントが実施されます。教育・文化週間は、日本の教育及び文化に関し、一般国民の関心と理解を深め、振興することを目的として、1959年に制定され、今年で51年目を迎えます。

 文部科学省は、「第51回『教育・文化週間』について」で、全国各地のイベントを県別に掲載しています。
 一番の注目は、「国民文化祭・しずおか2009」。今年で24回目となる国民文化祭は、国内最大の文化イベントで、国体(国民体育大会)の文化版ともいわれるそうです。教育・文化週間の少し前の10月24日から開催されていて、静岡県全域を会場に、歴史や芸術などさまざまなイベントが目白押しです。なかでも、収穫量日本一を誇るお茶のイベントはたくさんあるので、日本一の富士山を愛でながら一服、というのも素敵な休日ですね。

 時期は少しずれますが、11月の第2土、日曜日(今年は14、15日)は、「関西文化の日」とされています。関西地方を文化事業で活性化させ、関西そして日本全国を元気にさせようというイベントで、この2日間は、関西10府県の約400もの文化施設が入場無料となります。京都を中心に、国宝の6割近く、文化財の約半数が集まる関西地区。紅葉のCMに誘われて出かけてしまいたくなるこの時期ですから、各地は相当賑わっており、少々覚悟はいるかもしれませんが、文化に親しむのには、絶好の場所です。

 このところ、毎月のようにやってくる連休のせいか、それぞれの祝祭日の意味を考える機会も少ないのではないでしょうか。また、家族に外出をせがまれ、行く先に困る方も多いかもしれません。連休ではありませんが、11月3日は「晴れの特異日」といわれます。「無料」でなんだか楽しそうなイベントであれば、ちょっと行ってみようという気になるもの。興味がないことでも、本物に触れれば意外と感動してしまったりすることもあります。これからでも計画をたて、深まる秋を味わいながら、「文化の日」らしい一日を満喫してみてはいかがでしょうか。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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