きょういくじん会議
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芸術の秋、一味違うコンクール
kyoikujin oec
2009/11/10 掲載

 芸術の秋、いかがお過ごしですか? 芸術鑑賞のほかにも、自分で創作に取り組むお子さんも多いと思います。全国各地で子ども向けの芸術コンクールが実施されていますが、今日はそんな中から、一味違ったコンクールをいくつかご紹介します。

小学生でも雑誌デビュー? 漫画コンクール

 最近、いわゆる「絵画」よりも、漫画のほうが好き!というお子さんも多い中、注目を集めているのが「りぼん小学生まんが大賞」です。集英社の少女漫画雑誌「りぼん」編集部が、小学生を対象に行っている漫画賞で、大賞作品は実際に雑誌に掲載されるほか、受賞者の編集部への招待もあります。応募締切は2010年3月31日で、合作も受け付けているそうです。

Googleのトップに作品が? デザインコンクール

 検索大手googleのトップページのロゴが、たまに変わっていることをご存知でしょうか。ハローウィンなどの行事の日や、有名人の誕生日などの際に、その日に合わせたデザインのロゴに変わるのです。このロゴ、Doodleと呼ばれており、このデザインを小中学生から募集しています
 参加申込締切は2009年12月15日、作品応募締切は22日です。学校の先生がまとめて申込・応募する形でのみ、参加を受け付けています。大賞の生徒にはノートパソコンが贈られるほか、学校全体にパソコン助成金も出されます。

アニメ監督になろう? 絵コンテコンクール

 また、漫画やデザインの「静止画像」だけではなく、アニメの絵コンテを募集しているコンクールもあります。日本の食料自給率アップのための活動を行っているFOOD ACTION NIPPONでは、小学生を対象に、食料自給率についてのアニメストーリーを募集しています
 応募締切は2009年11月30日。優秀作品は実際にFLASHアニメ化され、製作者たちは「こども食料大使」としてセッションへの参加などが予定されているそうです。

 芸術の秋、これらのコンクールをお子さんに紹介してみてはどうでしょうか。隠されていた新たな才能が開花するきっかけになるかもしれません。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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