- きょういくじん会議
2月19日の読売新聞の記事によると、「ペーパークラフト」の型紙をホームページに掲載する企業や自治体が増えている、とのこと。多くは製品や事業のPRの一環としての掲載ですが、トイレ(TOTO)やホットプレート(象印マホービン)など、おもしろそうなものがいっぱいです。パソコンやプリンターが家庭へ普及したことによって、より身近になったペーパークラフト。みなさんも、ものづくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ペーパークラフトの魅力
ペーパークラフトの魅力は、何といっても気軽に取り組めること。必要な準備は、型紙とはさみとのりだけ。型紙は、ホームページから無料で入手できるものがたくさんあります。好きなサイトへアクセスして、壁紙をダウンロードし、プリンターで印刷すれば、型紙の準備は完了。家にプリンタがない場合は、セブンイレブンのネットプリントアウトサービスを利用する方法もあります。
また、平面である紙から立体のオブジェを作る行為は、空間認識を司る右脳を、作業手順を思案することは、論理的思考を司る左脳をフル活用させます。ペーパークラフトを作ることは、脳活性化トレーニングともいえるのです。
ものづくりの楽しさを体感する
ものづくりは、大人たちには、その楽しさを思い出させ、熱中する時間を作り出してくれます。また、親子で取り組めば、親から子へその楽しさを伝えたり、共有する時間を作り出してくれます。さらに、ものづくりの過程や出来上がった作品を通して、子どもたちが興味をもって知識を深めるきっかけになるかもしれません。
鉄道や自動車をはじめ、企業のホームページには多種多様なペーパークラフトが掲載されています。キャノンやヤマハ発動機のホームページは、素材が充実しているのでオススメです。
さっそく、明日の桃の節句に合わせて、お雛様を作ってみるというのはいかがでしょう。