きょういくじん会議
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坂本龍馬と「その周辺」が熱い?!
kyoikujin
2010/6/1 掲載
坂本龍馬の生涯[DVD]

 大河ドラマ『龍馬伝』が放映され初めてから5か月。どこの書店をのぞいても、特に歴史書コーナーは、「坂本龍馬」関係の書籍があふれかえっています。

 高知県では、「土佐・龍馬であい博」と題し、パビリオンやサテライト会場などでイベントも開催。有名な坂本龍馬の立っている写真を所蔵している高知県立坂本龍馬記念館を始めとした関連施設も賑わい、メイン会場の「高知・龍馬ろまん社中」は、来年1月までの集客目標をすでにはるかに超えているそうで、高知県全体が盛り上がりを見せています。

 影響は、坂本龍馬や岩崎弥太郎だけにとどまらないようです。「坂本龍馬は知っているけど、歴史はあまり〜」という人も、ドラマで登場する他の人物に注目。人気俳優の佐藤健さんが演じる岡田以蔵など有名どころ?の他、大森南朋さん演じる武市半平太、田中泯さん演じる吉田東洋、近藤正臣さん演じる山内容堂など、脇役にも注目が集まっており、山内神社や、岡田以蔵(本名:岡田宜振)の墓に訪れる人も増えているそうです。

 改訂された学習指導要領では近現代史の学習について重視することが示されていますが、上記のような切り口から歴史に興味を持つということも、歴史をまた一味違った面からとらえられ、よいのかもしれません。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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