きょういくじん会議
まじめなニュースからやわらかネタまで、教育のことならなんでも取り上げる読者参加型サイト
ドイツに注目が集まる? 2011年の催し
kyoikujin
2010/12/28 掲載

 いよいよ暮れも押し迫ってきました。師走、先生方は字のごとく大忙しでしたでしょうか。
 今年は、ショパン生誕200年、平城遷都1300年などにあたり、それに関するイベントが多く行われていました。来年の2011年は、何の記念年にあたるのか、いくつかご紹介していきます。

日独交流150周年

 プロイセンの東方アジア遠征団が1860年に江戸に到着、翌61年に日本と修好・通商・航海条約を結びました。日独交流150周年を記念して、日本とドイツでさまざまなイベントが企画されています。
 ベルリン国立バレエ団公演、国立マイセン磁器美術館所蔵のマイセン磁器展覧会「マイセン磁器の300年」などの音楽会や美術展のほか、シンポジウムなどが開催される予定です。

フランツ・リスト生誕200年

 こちらもドイツ関連ですが、「鍵盤の魔術師」といわれたドイツの作曲家、フランツ・リストの生誕200年にあたります。
 フランツ・リスト生誕200年記念 ピアノデュオ・クトロヴァッツ 来日公演といった音楽会はもちろん、リスト所縁の地を巡る旅なども企画されています。

グスタフ・マーラー没後100年

 マーラーは2010年が生誕150年ということもあり、今年から来年にかけてがメモリアルイヤー。
 名古屋では、名古屋マーラー音楽祭として、アマチュアオーケストラと合唱団が2011年1月から12月までほぼ毎月、マーラーやマーラーに関係の深い交響曲を演奏する大規模なイベントがあります。NHK教育テレビのN響アワーでも、マーラーの曲の演奏が放送されます。

日本体育協会創立100周年

 日本体育協会とは、嘉納治五郎を中心に創立された、国民の体育(スポーツ)の普及振興とともに、オリンピック競技大会への参加を念頭においた組織・体制を整備するという趣旨の協会です。
 シンポジウム「21世紀のスポーツとグローバル課題への挑戦」、小・中学生「絵画・作文コンクール」などを記念事業として行っています。

龍谷ミュージアムオープン

 法然800年忌である来年、龍谷大学が龍谷ミュージアムを4月に開館します。分かりやすい「仏教総合博物館」として、仏教の誕生、伝来に関しても詳しい展示がなされるようです。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの受付は終了しました。