プール開きを前に安全管理講習会―安全管理を再確認する機会に
桜の季節があっという間に過ぎて、夏の気配をじりじりと感じるようになってきました。学校では、プール開きを間近に控えて準備に忙しい先生も多いのではないでしょうか。
香川県では、教育委員会と文部科学省が初めてシーズン前にプールの安全管理講習会を開きました。
「プール事故ゼロ」目指せ 初のシーズン前講習会という記事より
プールのシーズンを前に香川県教委と文部科学省は17日、香川県高松市玉藻町の県民ホールで安全管理講習会を開催。使用を開始する前に吸排水口の吸い込み防止金具やふたの固定などを確実に点検すること、使用中の監視態勢の強化などについて周知し、事故防止に努めることを申し合わせた。
昨年の夏、埼玉県内の市営プールで当時小学校2年生の女児が吸水口に吸い込まれて死亡した事故を受けて企画されたそうです。埼玉県の事故は、市とプールの管理会社の杜撰な安全管理が原因で起きたことが判明しています。
講習会では正確な知識・技術を身につけさせることも重要です。しかし、プール開きの準備は毎年のことだからこそ、このような場を作り、もう一度安全管理の重要性を確認し合うことが何より大切なのかもしれませんね。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
不特定多数の人が来るからな〜。