政府「目安箱」で教採・人事を改善―投稿は9月12日まで
2008/8/18 掲載
- 教育ニュース
- 教職課程・教員研修
大分県の汚職事件を受け、政府の規制改革会議は13日、公正で透明な教員採用・人事をめざし広く情報提供を募る「教育目安箱」を開設した。
募集される情報の内容は以下の3点。
- 教員採用・昇任や異動の人事における問題点や課題に関すること
- 問題点の解消・改善方策として何が効果的であるのかについてのご提案、教育委員会・教育行政の望ましいありかたなど
- その他、いじめに関する対応など、教育現場で実際に起こっている問題など
投稿は、同会議ホームページでのフォーム送信か、規制改革推進室宛の郵送で、9月12日まで受け付けている。詳細は、「教育目安箱」のホームページを参照されたい。
16日の読売新聞の記事では、書類送検された教頭の「いくら勉強しても、昇進するのは県教委に近い人ばかりだった」などの言葉が伝えられており、誘いに乗ってしまった心境の告白が生々しい。子どもたちまでも不幸にするような結末を迎えないためにも、教育現場の不公正な慣行が断ち切られることを願いたい。
- 教員採用・人事に「目安箱」…規制改革会議 改善策募る(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080813-OYT8T00209.htm
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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