「スポーツ立国」ニッポンなど提言―再生懇、第四次報告
2009/5/29 掲載
- 教育ニュース
- 保健・体育
28日、教育再生懇談会は第四次報告(PDF)としてこれまでの審議のまとめを公表した。以前から報道されていたが、幼児期教育の早期無料化や魅力ある理数教育の推進、総合的なスポーツ振興施策の展開などが提言されている。
報告書の大きな項目立ては以下のとおり。
- 「教育安心社会」の実現―「人生前半の社会保障」の充実を
- 教育のグローバル化と創造性に富んだ科学技術人材の育成
- 「スポーツ立国」ニッポン
本体16ページのあとにつづく24ページの関連資料が充実している。たとえば「標準世帯における子どもに対する学校教育費負担等の実際」や「小学校の英語活動の現状」など、一つ一つはすでに公表されているものもあるが、昨今の教育に関する様々なデータがコンパクトにまとめられている。
教育については誰もが評論家と言われることがあるが、今回の提言に賛成するにしろ反対するにしろ、具体的客観的なデータに基づいて議論していきたいものだ。
- 教育再生懇談会
http://www.kyouiku-saisei.go.jp/ - 新メンバーを加え議論再開―教育再生懇談会(2009/3/12)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/news/?id=20090091 - スポーツ庁の実現なるか―公明党が設置を要請(2007/8/30)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/news/?id=20070237
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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