朝日新聞とベネッセが「語彙・読解力検定」を共同開発
2009/12/11 掲載
- 教育ニュース
- 国語
朝日新聞社と通信教育大手のベネッセコーポレーションは10日、「語彙・読解力検定」を2011年春から共同で実施することを発表した。高校生や大学生を中心に全ての年代を対象に語彙力・読解力をはかるテスト内容となる予定で、初年度の受検者として数万人を目標としている。
検定はマークシート方式となる予定で、朝日新聞が長らく蓄積してきた記事データベースを問題の題材として提供し、ベネッセは通信教育やテスト事業で培ってきたノウハウを活かしてテストの作成を行う。年間2〜3回の実施で、検定料は級に応じて2000円〜6000円となる見込み。
出題内容
- 「辞書語彙」(辞書に収められている言葉)
- 「新聞普遍語彙」(新聞記事に繰り返し登場する言葉)
- 「新聞時事語彙」(長く使われるとは限らないが、現代のニュースを理解するのに欠かせない言葉)
出題分野
以下の4つの分野分類を考慮して出題。
- 政治・経済・社会・国際
- 科学・技術
- 生活・医療
- 文化・その他
- 11年春から「語彙・読解力検定」=朝日新聞とベネッセが共同で(時事通信社)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2009121000663 - 「言語力検定」今秋開始!(2009/3/26)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/kaigi/?id=20090107 - PISA2006結果―「読解力」は8→14→15位(2007/12/6)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/kaigi/?id=20070438
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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